国民年金基金とiDeCo|個人事業主の老後準備どちらが得?

iDeCo・年金

こんにちは、FPねこです🐾 自営業・フリーランスの老後資金づくりで必ず候補に挙がるのが「国民年金基金」と「iDeCo」。どちらも自営業の心強い味方ですが、性格はけっこう違います。今日は2つを正確に比較して、あなたに合うほうを見つけましょう。

なぜ自営業は「上乗せ年金」が必要なの?

会社員は国民年金(基礎年金)に加えて厚生年金がありますが、自営業・フリーランスは国民年金だけ。受け取れる年金が会社員よりかなり少ないのが現実です。だからこそ、自分で「上乗せ」を作る必要があります。その代表が国民年金基金とiDeCoです。

国民年金基金の特徴

  • 第1号被保険者(自営業など)専用
  • 確定給付型:受け取れる年金額があらかじめ決まっている(運用リスクを負わない)
  • 終身年金が基本:一生涯もらえる安心感
  • 掛金は全額所得控除
  • 掛金は加入時の年齢・性別で決まり、原則として途中で減額しにくい

iDeCoの特徴

  • 誰でも加入可(自営業の上限は国民年金基金等と合算で月68,000円、2027年1月から75,000円に引き上げ)
  • 確定拠出型:運用成績しだいで受取額が増減する(自分で運用)
  • 掛金は全額所得控除
  • 受け取りは一時金・年金・併用から選べる
  • 口座管理手数料がかかる(月171円〜)
質問者
質問確定給付と確定拠出、どっちが安心なんですか?
FPねこ
FPねこ性格がちがうにゃ🐾 国民年金基金(確定給付)は「もらえる額が決まっている安心感」。長生きしても一生もらえる終身年金が魅力。一方iDeCo(確定拠出)は「自分で運用して増やせる可能性」がある反面、成績次第で減ることもある。安定を求めるなら国民年金基金、運用で増やしたいならiDeCo。どっちも一長一短だにゃ。

節税効果はどちらも同じ

どちらも掛金が全額所得控除になる点は同じです。たとえば自営業で年所得が高い人が月6.8万円(年81.6万円)拠出すれば、所得税住民税あわせて年20万円以上の節税になることもあります。節税面では引き分けです。

2027年1月から枠が広がる

自営業(第1号)のiDeCo拠出限度額は、国民年金基金や付加保険料との合算で月68,000円→75,000円に引き上げられます。これにより、両制度を併用しながらより多く積み立てられるようになります。

質問者
質問国民年金基金とiDeCo、両方使ってもいいんですか?
FPねこ
FPねこ使えるにゃ🐾 ただし2つ合わせて月68,000円(2027年からは75,000円)が上限。たとえば国民年金基金に3万円、iDeCoに3.8万円、みたいに配分できる。ただし大前提として、まずは新NISAを優先してほしい。新NISAは運用益が非課税でいつでも引き出せるから、事業の急な出費にも対応できる。iDeCoや国民年金基金は60歳まで(基金は受給開始まで)引き出せないからね。新NISAを満額使い切れる入金力ができてから、「終身の安心」を国民年金基金で一部確保しつつ残りをiDeCoでオルカン運用、というハイブリッドに進むのが正解だにゃ。

FPねこの結論

  • 大前提:まず新NISAを優先(非課税+いつでも引き出せる)。国民年金基金・iDeCoはそのあと
  • 長生きリスクに備えたい→国民年金基金(終身・確定給付)
  • 運用で増やしたい・受け取りの自由度重視→iDeCo
  • ✅ 自営業の王道は新NISAを満額→その後にiDeCo・国民年金基金+付加年金の順番
  • 付加年金(月400円)は2年で元が取れる超お得制度。忘れずに

自営業の老後は「自分で作る」もの。今日から少しずつ、上乗せ年金を育てていきましょう🐾

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