ひとことで言うと:自営業者・フリーランスが、国民年金に上乗せで加入できる任意の年金制度のことです。
もう少し詳しく
国民年金基金とは
国民年金基金とは、第1号被保険者(自営業・フリーランス)が、国民年金に上乗せで加入できる任意の公的年金制度のことです。会社員の厚生年金に相当する「2階部分」を作るための仕組みです。
国民年金基金の特徴
- 第1号被保険者のみ加入可能
- 掛金は所得控除(社会保険料控除)の対象
- 受取時は公的年金等控除を活用可
- 終身年金型または確定年金型を選択可
掛金の上限
- 月額68,000円(iDeCoと合算)
- 例:iDeCoに月20,000円拠出している場合、国民年金基金は月48,000円まで可
メリット
- 拠出時:全額所得控除(年最大81.6万円)
- 受取時:公的年金等控除(一定額まで非課税)
- 終身年金で長生きリスクに対応
デメリット
- 途中解約できない(運用期間中の流動性ゼロ)
- インフレリスク(受取時の購買力減少)
- 運営状況によって減額の可能性
iDeCoとの違い
- 国民年金基金:終身年金、運用は基金が行う
- iDeCo:自己運用、有期年金または一時金
自営業向けの老後資金準備
自営業者は厚生年金がないため、老後資金を自分で作る必要があります:
1. 国民年金(基本)
2. 国民年金基金 or iDeCo(節税しながら積立)
3. 新NISA(流動性高い運用)
4. 小規模企業共済(退職金代わり)
これらを組み合わせて、会社員と同等の老後資金を作るのが定石です。
具体例
例えば、自営業・年収600万円のフリーランスが国民年金基金に月3万円拠出すると、年36万円の所得控除。所得税20%・住民税10%なら年10.8万円の節税効果。さらに65歳から終身で年金を受け取れるため、長生きリスクへの対応にもなります。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。