iDeCoマッチング拠出のメリット|会社員が見落とすお宝制度

iDeCo・年金

こんにちは、FPねこです🐾 「マッチング拠出」という言葉、聞いたことはありますか?これは企業型DC(企業型確定拠出年金)に入っている会社員だけが使える、節税効果バツグンのお宝制度です。知らずに使っていない人がとても多いので、今日はしっかり解説します。

マッチング拠出ってなに?

会社が企業型DCに掛金を出してくれているところに、自分のお金を上乗せして拠出できる制度です。「マッチング(match=合わせる)」という名前のとおり、会社の掛金に自分の掛金を合わせる仕組みです。

そして最大のポイントは、上乗せした自分の掛金が全額所得控除になること。iDeCoと同じ節税メリットを、会社の制度のなかで受けられるのです。

拠出できる金額のルール

  • 自分の掛金は会社の掛金を超えられない(会社が月10,000円なら、自分も月10,000円まで)
  • 会社掛金+自分の掛金の合計が、企業型DCの上限(月55,000円。確定給付企業年金がある場合は月27,500円)以内

なお、2027年1月の改正で企業年金とiDeCoを合わせた拠出枠が広がるため、マッチング拠出を取り巻く環境も今後さらに使いやすくなる見込みです。

質問者
質問マッチング拠出の節税って、具体的にいくらくらいお得なんですか?
FPねこ
FPねこ計算してみるにゃ🐾 年収500万円・所得税率20%の人が、マッチング拠出で月2万円(年24万円)を上乗せした場合、節税額は所得税4.8万円+住民税2.4万円=年7.2万円。これが10年続けば72万円、30年なら216万円もの節税になる。しかも給与天引きだから手間もかからない。使わないのは本当にもったいないにゃ。

マッチング拠出 vs iDeCo併用、どっちを選ぶ?

マッチング拠出を導入している会社では、マッチング拠出と「iDeCo併用」のどちらか一方を選ぶことになります。判断のポイントは商品の質と手数料です。

  • マッチング拠出が向く人:会社のDC商品に低コストの優秀なインデックス投信(オルカン・S&P500など)がある。口座管理手数料が会社負担で、自己負担ゼロ
  • iDeCo併用が向く人:会社のDC商品ラインナップが手数料の高いものばかり。iDeCoなら自分で優秀な商品を選べる(ただし口座管理手数料が月171円〜かかる)
質問者
質問うちの会社、マッチング拠出があるみたいです。何から始めればいい?
FPねこ
FPねこまず人事に「マッチング拠出をやりたい」と伝えて申込書をもらうのが第一歩だにゃ🐾 次に、会社のDC商品ラインナップを見て、低コストのインデックス投信(信託報酬0.2%以下のオルカンやS&P500)を選ぶ。掛金は会社掛金の範囲で、家計に無理のない額からでOK。給与天引きだから、一度設定すれば自動で節税&積立が続くにゃ。

始め方の手順

  1. 人事に「マッチング拠出の有無」を確認
  2. あれば申込書を提出
  3. 掛金額を設定(会社掛金の範囲内)
  4. 運用商品を選ぶ(低コストのインデックス投信)
  5. あとは給与天引き自動積立&自動節税

まとめ

  • 大前提:投資の優先順位は新NISAが先。非課税+いつでも引き出せる新NISAを満額使い切ってから、マッチング拠出で節税を上乗せ
  • ✅ マッチング拠出は企業型DC加入者だけのお宝節税制度
  • ✅ 上乗せ掛金が全額所得控除(年7万円超の節税も)
  • ✅ iDeCo併用とは商品の質で選ぶ
  • ✅ まず人事に確認、商品はオルカン or S&P500

「自分の会社にマッチング拠出があるか」を確認するだけでも大きな一歩。ぜひ人事に聞いてみてくださいね🐾

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