ひとことで言うと:給与から直接、税金・保険料・iDeCo拠出金などが差し引かれて支給される仕組みのことです。
もう少し詳しく
給与天引きとは
給与天引きとは、給与から税金・社会保険料・各種積立金などが直接差し引かれて支給される仕組みのことです。手取り収入を見ると、額面から多くの項目が天引きされているのが分かります。
主な給与天引き項目
- 所得税(源泉徴収)
- 住民税(特別徴収)
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
- 介護保険料(40歳以上)
- iDeCo拠出金(事業主払込の場合)
- 企業型DC拠出金(マッチング拠出含む)
- 財形貯蓄
- 社内預金
- 持株会
- 労働組合費
給与天引きのメリット
- 確実に拠出される(先取り貯蓄の自動化)
- 税金や社会保険料は計算ミスのリスクがない
- iDeCo・財形貯蓄は意志の力に頼らず継続できる
デメリット・注意点
- 「使えるお金」が額面ではないと理解する必要がある
- 天引き項目が多いと手取りが大幅に減る
- 副業所得などは天引きされないので別途確認が必要
iDeCoの給与天引きが有利な理由
iDeCoを給与天引きにすると、社会保険料の算定基礎から除外される可能性があるため、社会保険料の節約効果も期待できるケースがあります(事業主の制度設計による)。
給与天引きは「仕組みで貯める」の最強形態と言えるでしょう。
具体例
例えば、額面月収30万円から所得税7,000円・住民税1.5万円・健康保険1.5万円・厚生年金2.8万円・雇用保険0.18万円が天引きされ、手取りは約23万円となります。さらにiDeCo月2.3万円を給与天引きで拠出すれば、手取り20.7万円。この「最初から無いお金」として運用できるのが給与天引きの強みです。
よくある誤解
「天引きは仕方ない」と諦めがちですが、iDeCo・財形貯蓄・社員持株会など、自分で選んで天引きできる項目もあります。これらを活用すれば、節税しながら自動的に資産形成できると言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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