「子どもの教育資金、NISAで準備してもいい?」——共働き・子育て世帯のお金の悩みに、FPねこが答えます。NISAを子育て資金に使うときのコツと注意点を解説します。
教育資金とNISAの相性
子どもの教育資金、特に大学進学などの「10年以上先に使う大きなお金」は、NISAでの長期積立と相性が良いといえます。長期なら複利が働き、インフレにも対応できるからです。一方で、近い将来に確実に使うお金は、値動きのある投資には向きません。「いつ使うお金か」で、預貯金か投資かを使い分けるのが基本です。
使う時期で分けて考える
- 10年以上先(大学資金など):NISAでオルカン・S&P500を積立。長期で増やす
- 数年以内に使う(直近の学費など):預貯金で確保。投資は避ける
- 使う時期が近づいたら徐々に現金化:必要時期の数年前から計画的に


児童手当を活用する
教育資金づくりの王道が、児童手当を使わずに貯める・運用することです。児童手当は2024年10月から拡充され、高校生年代まで・所得制限なしで支給されるようになりました。これを生活費に使わず、すべて教育資金に回せば、子どもが18歳になるまでにまとまった額になります。10年以上先に使う分なら、NISAでインデックス運用すれば、複利でさらに育てられます。「児童手当には手をつけず、将来の教育費へ」と決めておくと、無理なく教育資金を準備できます。


教育費の「ピーク」に備える
教育費は、子どもの成長とともに増え、大学進学時にピークを迎えます。私立大学なら、入学金+4年間の学費で数百万円かかることも。この大きな出費に向けて、子どもが小さいうちから計画的に準備することが大切です。10年以上先の大学資金はNISAで運用しつつ、高校・大学入学の数年前からは、必要分を徐々に預貯金へ移して値動きリスクを避けます。教育費のピークと、住宅ローンや老後資金の準備が重なる時期でもあるので、家計全体のバランスを見ながら、early(早め)に準備を始めるのがコツです。






結局どうすればいい?
教育資金は「使う時期」で分けるのが鉄則。10年以上先の大学資金などはNISAでオルカン・S&P500を長期積立し、直近で使う学費は預貯金で確保します。児童手当を使わず教育資金に回すのも王道。投資は短期で下がることもあるため、使う時期の数年前から徐々に現金化を。教育費と老後資金のバランスも意識して、早めに準備を始めましょう。

