ひとことで言うと:子どもの将来の教育資金を準備するための、貯蓄性の生命保険のことです。
もう少し詳しく
学資保険とは
学資保険とは、子どもの将来の教育資金を準備するための、貯蓄性の生命保険のことです。一定期間、保険料を支払い続けることで、満期時に祝い金や満期保険金を受け取れる仕組みです。
学資保険の特徴
- 契約者:親、被保険者:子
- 払込期間:5〜18年程度
- 満期時:満期保険金を受取
- 保険料免除特約:契約者死亡時、以後の保険料免除+保障継続
返戻率(戻り率)
支払った保険料に対して、満期時に受け取る金額の割合:
- 最近の学資保険:返戻率102〜108%程度
- 年率換算:1〜2%程度
低金利時代では、ほぼ「定期預金より少し利回り良い」レベルです。
学資保険の利点
- 強制的に積み立てられる(解約しないと払い戻し不可)
- 契約者死亡時の保険料免除(生命保険要素)
- 生命保険料控除の対象(年最大4万円控除)
学資保険の欠点
- 利回りが極めて低い(年1〜2%)
- 途中解約で元本割れ(特に契約初期)
- インフレに対応できない
- 新NISAでの運用と比べて圧倒的にコスパ悪い
学資保険 vs 新NISA(年5%想定)
月3万円を18年間積み立てる場合:
- 学資保険(年2%):満期約780万円
- 新NISA(年5%):18年後約1,050万円
差は約270万円。長期で見ると新NISAの方が圧倒的に有利と言える計算です。
学資保険が向く人
- 投資の値動きに耐えられない(精神的安定優先)
- 強制積立が必要
- 契約者の死亡保障も兼ねたい
学資保険が不要な人(大多数)
- 投資できる人 → 新NISA積立を推奨
- すでに生命保険に加入している人 → 重複保障になる
- 強制積立が不要な人
FPねこの結論
「学資保険より新NISA」が現代の王道。詳細は「教育資金、学資保険 vs 新NISA」記事を参考に。
具体例
例えば、月3万円を18年間学資保険で積立(返戻率105%)→ 満期約680万円。同じ条件で新NISA(年5%想定)→ 約1,050万円。新NISAなら約370万円多く準備できる計算。低リスクでも新NISAで全世界株インデックス積立がベターというのがFPねこの見解です。
よくある誤解
「学資保険は安全」と思われがちですが、契約初期の途中解約で元本割れする商品が多く、満期まで持ち切る覚悟が必要です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。