ひとことで言うと:一生涯保障される、貯蓄性のある生命保険のことです。
もう少し詳しく
終身保険とは
終身保険とは、被保険者の一生涯にわたって死亡保障が続く生命保険のことです。保障期間に終わりがなく、必ず死亡保険金が支払われる仕組み(保険会社破綻リスクを除く)。貯蓄性も高いのが特徴です。
終身保険の特徴
- 保障期間:一生涯
- 保険料:定期保険より高い(保障期間が長いため)
- 解約返戻金:時間経過で増加(一定期間後)
- 保険料払込期間:60歳まで・70歳まで・終身払いなど選択可
終身保険の用途
- 葬儀代の確保(200〜500万円程度)
- 相続対策(生命保険金の非課税枠活用)
- 老後の流動性確保(解約返戻金を活用)
終身保険の利点
- 保障が一生涯(必ず支払われる)
- 解約返戻金が貯蓄になる
- 相続税の非課税枠:500万円 × 法定相続人数
- 生命保険料控除の対象
終身保険の欠点
- 保険料が高い(定期保険の3〜10倍)
- 利回りが極めて低い(年0.5〜1.5%)
- 途中解約で元本割れ(特に契約初期)
- インフレに対応できない
終身保険 vs 定期保険+新NISA
子育て世帯の場合:
- 終身保険3,000万円:月5〜10万円の保険料
- 定期保険3,000万円:月3,000〜5,000円
- 差額を新NISAで運用:圧倒的に大きな資産形成
終身保険が向く人
- 相続対策が必要な富裕層
- 葬儀代を確実に残したい人
- 利回りより安全性を絶対視する人
終身保険が不要な人(大多数)
- 子育て世帯の所得保障目的
- 投資できる人 → 新NISAでの運用が効率的
- 「貯蓄性のある保険」を求める人 → 大半は新NISAで代替可能
FPねこの結論
「終身保険=古い時代の商品」と評されることが増えています。死亡保障は定期保険・収入保障保険で、貯蓄は新NISA・iDeCoで、というのが現代的な使い分けです。
具体例
例えば、30歳・男性・終身保険500万円(払込60歳まで)の保険料:月8,000円程度。30年で288万円の保険料に対し、500万円の保障。同じ月8,000円を新NISAで30年運用(年5%)→ 約665万円。死亡保障目的なら定期保険、貯蓄は新NISA、という分業がコスパ良いと言えるでしょう。
よくある誤解
「終身保険は貯蓄になる」と勧められがちですが、低金利時代の現代では、貯蓄機能は新NISAやiDeCoに大きく劣ります。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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