ひとことで言うと:学生が学費や生活費を借りる、または給付される制度のことです。返済不要の給付型もあります。
もう少し詳しく
奨学金とは
奨学金とは、経済的な理由で進学が難しい学生に対して、学費や生活費を貸与または給付する制度のことです。日本では主に日本学生支援機構(JASSO)が運営する奨学金が広く利用されています。
奨学金の種類
- 第一種(無利子貸与):成績と所得の条件あり、月20,000〜64,000円
- 第二種(有利子貸与):成績条件が緩め、月20,000〜120,000円、利率1%前後
- 給付型奨学金:返済不要、住民税非課税世帯など対象
- 大学独自の奨学金:特待生制度や学内の給付奨学金
- 民間団体・自治体の奨学金:返済不要のものも
2020年からの「高等教育の修学支援新制度」
国の修学支援制度として、低所得世帯への授業料減免と給付型奨学金が拡充されました。年収約380万円以下が中心ですが、2024年度からは多子世帯(子3人以上)も対象範囲が広がっています。
借りる場合の注意点
- 卒業後の返済が長期間続く(10〜20年)
- 第二種は利息発生(年1%前後)
- 連帯保証人または機関保証が必要
- 返済期間中に病気や失業で困窮するリスクがあるため、減額返還や返還期限猶予制度を活用する選択肢
教育資金作りとの組み合わせ
新NISA・iDeCoでの長期積立や、児童手当の全額貯蓄・運用と組み合わせることで、奨学金に頼らない教育資金作りも可能です。詳細は教育資金の記事も参考に。
具体例
例えば、私立大学に4年間通うと総額500万円程度かかるケースが一般的です。日本学生支援機構の第一種奨学金を月5万円・4年借りた場合、総額240万円を卒業後に毎月13,300円ずつ15年で返済する形になります。返済負担を意識した上で、計画的に借りることが大切と言えるでしょう。
よくある誤解
「奨学金は借金だからダメ」と言われがちですが、給付型・無利子・低利子の制度を上手に使えば、家計の負担を抑えながら進学を実現する強力な手段となります。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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