車を持つとかかる「自動車税・軽自動車税」。とくに軽自動車は維持費の安さが魅力ですが、税制も少しずつ変わっています。車の税金の基本と節約のポイントを、FPねこが解説します。
自動車にかかる税金の基本
車を保有・購入すると、主に次の税金がかかります。①自動車税・軽自動車税(毎年)②環境性能割(購入時)③自動車重量税(購入時・車検時)。このうち毎年かかるのが自動車税(普通車)・軽自動車税(軽)で、軽自動車のほうが大幅に安いのが特徴です。車は「買うとき」だけでなく「持ち続ける間ずっと」税金がかかる、と理解しておきましょう。
軽自動車の税金の特徴
- 毎年の税金が普通車より安い:維持費を抑えたい人に人気
- 新車登録から13年超で重課(税額アップ):古い車は環境負荷を考慮して税が上がる
- 燃費の良い車は優遇(グリーン化特例など):環境性能の高い車は税が軽くなる制度
- 環境性能割:燃費性能に応じて購入時にかかる(性能が高いほど安い・非課税も)


車の維持費は「税金以外」も大きい
車の税金に注目しがちですが、車の維持費は税金だけではありません。ガソリン代・自動車保険・車検費用・駐車場代・メンテナンス費など、年間で数十万円かかることも。特に都市部では駐車場代が月数万円と大きな負担になります。軽自動車は税金だけでなく、これらの維持費全般も普通車より安く済む傾向があります。車を持つかどうか、どんな車を選ぶかは、税金だけでなく維持費全体で考えることが大切。使用頻度が低いなら、カーシェアやレンタカーのほうが安く済むこともあります。


エコカー減税・グリーン化特例
燃費や環境性能の高い車には、税金の優遇制度があります。「エコカー減税」(自動車重量税の軽減)や「グリーン化特例」(自動車税・軽自動車税の軽減)です。電気自動車やハイブリッド車など、環境性能の高い車を買うと、購入時や翌年度の税金が軽くなります。一方で、これらの優遇制度は年々見直され、対象や減税率が変わっています。エコカーは車両価格自体が高めなこともあるので、「減税額」と「車両価格の差」をトータルで比べることが大切。減税だけを目当てに高い車を買っても、元が取れないこともあります。




結局どうすればいい?
車の税金は毎年の自動車税・軽自動車税(軽が大幅に安い)と、購入時・車検時の税金があります。燃費の良い車は優遇され、新車登録から13年超で税額が上がります。維持費重視なら軽自動車が有力ですが、税金以外の維持費(保険・駐車場・ガソリン)も含めて考えましょう。「税が上がったから買い替え」は、増額分より買い替え費用が大きいことが多いので、総コストで判断を。

