ひとことで言うと:当初3年・10年など一定期間だけ固定金利で、その後は変動または再度固定を選べる金利タイプのことです。
もう少し詳しく
固定期間選択型とは
固定期間選択型とは、住宅ローンにおいて、当初の一定期間(3年・5年・10年・20年など)は金利が固定され、その期間終了後に「変動金利に切り替え」または「再度固定金利を選択」することができる金利タイプのことです。
固定期間選択型の主な期間
- 3年固定
- 5年固定
- 10年固定(最も人気)
- 15年固定
- 20年固定
固定期間選択型の仕組み
- 当初固定期間:契約時の金利が継続
- 固定期間終了時:店頭金利から優遇幅を引いた金利が適用される
- 優遇幅の縮小:当初の優遇幅より小さくなることが多い(注意点)
固定期間選択型のメリット
- 当初固定期間の金利が変動金利より少し高い程度
- 当初期間中は金利上昇リスクなし
- 教育費がかかる期間と固定期間を合わせる設計が可能
固定期間選択型のデメリット
- 固定期間終了後の金利が予測できない
- 優遇幅が縮小されることが多く、結果的に変動金利より高くなる場合がある
- 5年ルール・125%ルールが適用されないことが多い
固定期間選択型が向いている人
- 10年程度で繰り上げ完済する見込みがある人
- 子の教育費がかかる期間(10年程度)の返済を安定させたい人
- 全期間固定よりも金利を抑えたい人
FPねこの視点
固定期間選択型は「中途半端」と言われることもあります。最初の10年は変動より少し高い金利を払い、10年後は変動金利よりも条件が悪くなることが多いためです。当初期間中に繰り上げ完済できる見込みがあるなら有効ですが、35年フルで借りる場合は変動か全期間固定を選ぶほうが分かりやすいと言えるでしょう。
具体例
例えば、3,500万円を当初10年固定金利1.0%・35年返済で借りた場合、最初の10年は月々約9.9万円。11年目以降に変動金利に切り替わり、その時点の店頭金利2.5%−優遇幅1.2%=1.3%が適用されると月々約10.0万円。金利が上昇していれば返済額も増えるため、10年後の見通しが立てにくい点に注意が必要です。
よくある誤解
「固定期間が終わったらまた低金利で固定できる」と思われがちですが、優遇幅は固定期間終了後に縮小されるのが一般的です。当初契約の優遇幅と、固定期間終了後の優遇幅を必ず確認することが重要と言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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