ひとことで言うと:住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する、最長35年の全期間固定金利型住宅ローンのことです。
もう少し詳しく
フラット35とは
フラット35とは、独立行政法人住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する、最長35年の全期間固定金利型住宅ローンのことです。借入時に決まった金利が完済まで変わらないのが最大の特徴です。
フラット35の主な特徴
- 金利:全期間固定(2026年5月時点で1.8%前後)
- 借入期間:最長35年(フラット50は最長50年)
- 借入額:最大8,000万円
- 融資率:物件価格の100%まで可能
- 団信:原則加入だが任意(団信なしなら金利−0.2%)
- 保証料・繰上返済手数料:無料
フラット35の主な種類
- フラット35:基本商品
- フラット35S:省エネ・耐震など一定の基準を満たす住宅で当初10年金利−0.5%
- フラット50:長期優良住宅向け、最長50年返済
- フラット35リノベ:中古住宅+リフォームで当初10年金利−0.5〜1.0%
フラット35のメリット
- 全期間固定で安心
- 自営業者・転職直後でも審査に通りやすい(年収・勤続より物件・返済比率重視)
- 保証料・繰上返済手数料が無料
- 団信が任意(持病等で団信に入れない人も借りられる)
フラット35のデメリット
- 変動金利より当初金利が高い
- 物件に技術基準(住宅金融支援機構の基準)があり、すべての物件で使えるわけではない
- 物件検査の費用がかかる
FPねこの視点
フラット35は「金利上昇が怖い人」「自営業・フリーランス」「持病で団信に入れない人」に特に適しています。フラット35Sの省エネ基準は2026年から強化され、適合住宅の幅が広がっています。物件選びの段階で「フラット35S対応か」を確認しておくと、当初10年の金利優遇を受けられる可能性があります。
具体例
例えば、3,500万円をフラット35(金利1.8%・35年)で借りた場合、月々約11.2万円、総返済額は約4,720万円。フラット35S(当初10年−0.5%=1.3%、11年目以降1.8%)なら、当初10年は月々約10.4万円、総返済額は約4,610万円となり、約110万円の利息軽減が期待できます。
よくある誤解
「フラット35は金利が高くて損」と言われがちですが、35年間金利が変わらない安心感は数値化しづらい価値があります。実際、過去にフラット35で借りた人の多くは「途中で金利が上がる心配がない」点を最大のメリットに挙げています。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。