ひとことで言うと:借入期間中ずっと金利が変わらない金利タイプのことです。返済額が確定するため家計管理しやすいのが特徴です。
もう少し詳しく
固定金利とは
固定金利とは、住宅ローンなどの借入において、契約時に決めた金利が借入期間中ずっと変わらない金利タイプのことです。返済額が借入時点で確定するため、長期的な家計計画が立てやすいのが最大のメリットです。
固定金利の主な商品
- フラット35:最長35年、全期間固定の代表的な住宅ローン
- 銀行の長期固定型:20年・30年・35年など
- 固定期間選択型の長期版:20年固定など(厳密には期間選択型)
固定金利のメリット
- 金利上昇局面でも返済額が変わらない
- 35年先まで返済額が確定するため家計設計が容易
- 教育費・老後資金など他の支出計画が立てやすい
固定金利のデメリット
- 変動金利より当初の金利が高い(2026年5月時点で1.5〜2.0%程度)
- 金利が下がった場合に恩恵を受けられない(借り換え必要)
- 返済初期の利息負担が大きい
固定金利が向いている人
- 共働きでない、または片働き世帯
- 教育費・老後資金など他の固定支出が多い世帯
- 金利上昇リスクを取りたくない人
- 35年間家計を安定させたい人
FPねこの視点
「金利の予想」は専門家でも当たりません。固定金利の安心感を「保険料」と考えれば、変動との金利差0.5〜1.0%程度は十分許容範囲とも言えるでしょう。家計の余裕度・収入の安定性・性格(リスク許容度)で選ぶのが現実的です。
具体例
例えば、3,500万円を35年返済で借りた場合、変動金利0.5%なら月々約9.1万円、固定金利1.8%なら月々約11.2万円。差額は月2.1万円ですが、35年で約880万円の差になります。一方、もし変動金利が10年後に2.5%まで上昇すれば、固定金利のほうが総返済額が安くなる可能性もあります。
よくある誤解
「固定金利は損」と言われがちですが、それは金利が低位安定し続けた場合の結果論です。固定金利の本質は「将来の金利上昇リスクを金融機関に転嫁する」もので、保険的な意味があると考えるのが妥当と言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。