ひとことで言うと:一定期間の死亡保障と、満期時に満期保険金が受け取れる貯蓄性のある生命保険のことです。
もう少し詳しく
養老保険とは
養老保険とは、一定期間(10〜30年)の死亡保障と、満期時に満期保険金(生存給付金)が受け取れる、貯蓄性のある生命保険のことです。死亡時・満期時のどちらでも同額の保険金が受け取れる仕組みです。
養老保険の特徴
- 保障期間:10〜30年
- 死亡保険金 = 満期保険金(同額)
- 保険料:定期保険・終身保険より高い(貯蓄性が高いため)
- 解約返戻金:時間経過で増加
養老保険の利用例
- 子の大学進学費用:18年養老保険で1,000万円
- 老後資金の一部:30年養老保険で1,500万円
- 住宅頭金:10年養老保険で500万円
養老保険の利点
- 死亡しても満期まで生きても、必ず保険金がもらえる
- 強制的な貯蓄機能
- 生命保険料控除の対象
養老保険の欠点
- 利回りが極めて低い(年0.5〜1.5%)
- 保険料が高い(同じ保障額の定期保険の数倍)
- 途中解約で元本割れリスク
- インフレに対応できない
養老保険 vs 新NISA+定期保険
例:30歳・1,000万円の保障を18年確保したい場合
養老保険プラン:
- 月の保険料:約4.5万円
- 18年で総額972万円
- 満期受取:1,000万円
- 「保障+貯蓄」一体型
新NISA+定期保険プラン:
- 定期保険1,000万円・18年:月2,000円(年24,000円、18年で43万円)
- 新NISA:月4.3万円積立、18年で約1,500万円(年5%想定)
- 合計:保険料43万円+貯蓄1,500万円
新NISA+定期保険の方が、保障も貯蓄もはるかに効率的と言えます。
養老保険が向く人
- 投資が苦手・絶対に避けたい人
- 強制積立が必要な人
- 利回りより安心感を絶対視する人
養老保険が不要な人(大多数)
- 投資できる人
- 「保障」と「貯蓄」を分けて考えられる人
- 効率的な資産形成を目指す人
FPねこの結論
養老保険は終身保険と並んで「現代では推奨されない保険商品」の代表格。新NISAで運用+定期保険で保障、という分業がはるかに効率的と言えるでしょう。
具体例
例えば、30歳・養老保険18年・1,000万円契約:月の保険料約4.5万円・総額972万円・満期1,000万円(年率約0.3%)。同じ月4.5万円のうち500円を定期保険(同額保障)、残り44,500円を新NISAで運用すれば、18年後に約1,500万円。差額500万円超は新NISAの圧勝です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。