ひとことで言うと:すべての自動車に加入義務のある強制保険のこと。対人賠償のみ補償します。
もう少し詳しく
自賠責保険とは
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とは、すべての自動車・バイクに加入が法律で義務付けられている強制保険のことです。対人賠償のみを補償し、対物・自損は対象外です。
加入義務
- 普通自動車、軽自動車、原付バイクすべて
- 加入なしで運転は道路交通法違反
- 罰則:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
補償内容
- 対人賠償のみ:他人を死傷させた場合の損害賠償
- 対物(他人の車・物)は対象外
- 自損(自分のケガ・車)は対象外
補償上限額
- 死亡:3,000万円
- 後遺障害:最大4,000万円(1〜14級)
- 傷害:120万円
自賠責だけでは絶対不足
大事故時の損害賠償額は数千万〜億円規模になることがあります:
- 対人死亡事故:1〜3億円の判決例
- 対物事故:高級車・店舗破損で数千万円
- 自分のケガ:医療費・休業損失
自賠責の補償だけでは破産レベルの不足が発生する可能性。任意保険(対人・対物無制限)への加入が事実上必須です。
自賠責保険料
- 普通自動車24か月:約2万円
- 軽自動車24か月:約2万円
- 原付24か月:約1万円
車検と一緒に支払うことが多い。
自賠責の特徴
- 政府が再保険を引受け、確実な支払いを保証
- 被害者が直接請求できる「被害者請求」制度あり
- 加害者が無保険でも、被害者は補償を受けられる
任意保険との組み合わせ
任意保険は自賠責の不足分をカバーする位置付け:
- 自賠責:対人最大4,000万円(後遺障害)
- 任意保険:対人無制限(不足分をカバー)
自賠責 + 任意保険の組み合わせで、はじめて「安心して車に乗れる」状態になると言えるでしょう。
具体例
例えば、車で歩行者を死亡させ、3億円の損害賠償を命じられたケース。自賠責で3,000万円補償。任意保険(対人無制限)に加入していれば、残り2億7,000万円も保険でカバー可能。自賠責だけだと、2億7,000万円を生涯にわたって自分で負担する破滅的な状況に。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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