ひとことで言うと:配当利回りが3〜5%以上ある株式のことです。インカムゲイン(配当収入)を狙う投資対象です。
もう少し詳しく
高配当株とは
高配当株とは、株主に対する配当金が多く、配当利回り(配当÷株価×100)が3〜5%以上ある株式のことです。値上がり益(キャピタルゲイン)よりも配当収入(インカムゲイン)を重視する投資手法で人気があります。
配当利回りの計算
配当利回り = 1株あたり年間配当金 ÷ 株価 × 100
例:株価2,000円、年間配当100円 → 配当利回り5%
日本の代表的な高配当株(2026年5月時点目安)
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ:利回り3.5%前後
- JT(日本たばこ産業):利回り5%超
- NTT:利回り3%前後
- 三井住友フィナンシャル:利回り3.5%前後
- オリックス:利回り4%前後(株主優待もあり)
米国の高配当株・ETF
- Coca-Cola:利回り3%程度、連続増配60年超
- Johnson & Johnson:利回り3%程度、連続増配60年超
- Procter & Gamble:利回り2.5%程度、連続増配60年超
- VYM:バンガード高配当ETF、利回り3%前後
- SPYD:高配当上位80銘柄ETF、利回り4%超
- HDV:iシェアーズ高配当ETF、利回り3.5%前後
高配当株投資のメリット
- 定期的なキャッシュフロー:3か月・半年ごとに配当受取
- 株価下落時の支え:配当で精神的安定
- 再投資で複利効果:配当を再投資して資産加速
高配当株投資のデメリット
- 配当=利益確定:配当部分は20.315%課税
- 減配リスク:業績悪化で配当減額
- 値上がりは限定的:成熟企業中心で大きな成長は期待しにくい
- 米国株は二重課税:米国10%+日本20.315%(外国税額控除で取り戻し可)
FPねこの視点
高配当株は「精神的に長期投資を続けやすい」というメリットがあります。下落時も配当が入ることで保有を継続しやすい。ただし税効率はインデックス投信より劣るため、新NISA枠の使い方には注意が必要と言えるでしょう。
具体例
例えば、1,000万円を配当利回り4%の高配当ETF(VYM等)で運用すると、年間40万円(税引後約32万円)のキャッシュフローが得られます。月約2.7万円の不労所得となり、生活費の補填や再投資に活用できます。
よくある誤解
「高配当株は安全」と思われがちですが、配当利回りが極端に高い(8%以上等)の銘柄は「業績悪化で株価暴落→利回りが見かけ上高い」という危険な状態の可能性があります。配当の継続性・企業の財務体質を必ず確認すべきです。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。