ひとことで言うと:一定額を定期的に投資することで、購入価格を平均化する投資手法のことです。
もう少し詳しく
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法(Dollar-Cost Averaging、DCA)とは、一定額を定期的に同じ金融商品に投資する手法のことです。価格が高い時には少ない口数、安い時には多くの口数を購入することで、購入価格を平均化(高値づかみを回避)できる効果があります。
ドルコスト平均法の効果
| 月 | 価格 | 投資額 | 購入口数 |
|—|—|—|—|
| 1 | 1,000円 | 1万円 | 10口 |
| 2 | 500円 | 1万円 | 20口 |
| 3 | 2,000円 | 1万円 | 5口 |
| 合計 | 平均1,166円 | 3万円 | 35口 |
平均購入価格:3万円÷35口=857円
3か月の単純平均価格1,166円より安く購入できる。
ドルコスト平均法のメリット
- 高値づかみ回避:価格変動の影響を平均化
- 感情を排除:ルール通り機械的に投資できる
- タイミングを気にしない:相場を読む必要がない
- 少額から始められる:月数千円から可能
ドルコスト平均法のデメリット
- 右肩上がりの相場では一括投資より不利:投資額が時間とともに増えるため
- 下落相場では損失も平均化:機械的に下落も買い続ける
- 手数料負担:取引回数が多いと手数料がかさむ(無料化進行中)
ドルコスト平均法 vs 一括投資
- 過去データ:S&P500では一括投資のほうが2/3の確率で有利
- 心理的負担:ドルコストのほうが続けやすい
- リスク許容度:低い人はドルコストが向く
FPねこの視点
新NISAの「つみたて投資枠」はドルコスト平均法そのものです。最大のメリットは「投資を続けられる」「相場を気にしない」点で、長期投資の継続性を支える方法と言えるでしょう。
具体例
例えば、月3万円を20年間オルカンに積立投資(年利5%)すれば、元本720万円が約1,233万円に。途中で暴落があっても安く買えるため、長期では平均化されたリターンになります。
よくある誤解
「ドルコスト平均法は最強の投資法」と言われがちですが、長期的に右肩上がりの相場では一括投資のほうがリターンが高くなる傾向があります。ドルコストは「リスク低減」と「心理的続けやすさ」を重視した手法です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。