ペットを飼うお金|犬・猫の生涯費用と備え方|2026年版

家計・教育・節約

犬・猫の生涯費用(総額)

区分犬(中型・15年)猫(15年)
初期費用30〜50万円15〜25万円
食費(年間)10〜15万円5〜8万円
医療費(年間平均)5〜10万円3〜7万円
トリミング・ケア3〜8万円1万円以下
その他(おもちゃ・宿泊等)3〜5万円2〜3万円
生涯総額約400〜500万円約200〜300万円

初期費用の内訳

犬(中型・ペットショップ購入)

  • 本体価格:20〜40万円(人気犬種は60万円超も)
  • ケージ・ベッド・食器:3〜5万円
  • 初期ワクチン・健康診断:2〜3万円
  • 登録・狂犬病予防:3,000円
  • マイクロチップ・しつけ用品:1〜3万円

猫(ペットショップ購入)

  • 本体価格:10〜20万円(純血種は30万円超)
  • キャットタワー・トイレ・食器:2〜4万円
  • 初期ワクチン・避妊去勢:3〜5万円
  • マイクロチップ:5,000円

保護犬・保護猫の選択肢

譲渡会・里親募集を活用すれば本体価格0〜数万円。動物愛護的にも経済的にも◎。

高額な医療費に備える

主な医療費の例

治療内容費用目安
椎間板ヘルニア手術(犬)30〜70万円
悪性腫瘍治療(化学療法)50〜100万円
慢性腎不全治療(猫)月3〜5万円×継続
糖尿病治療月2〜3万円×継続
緊急夜間診療1回3〜10万円
ペットには健康保険なし
人間と違い、動物医療には公的保険がない。すべて自費。1回の手術で50万円超も普通

ペット保険のリアル

項目内容
保険料(犬・1歳)月1,500〜3,000円
保険料(犬・10歳)月5,000〜10,000円(高齢で急騰)
カバー率50%/70%プランが多い
免責金額1回5,000〜10,000円
更新1年ごと、高齢で加入不可も

保険 vs 自費積立 → FPねこは自費積立を推奨

  • ペット保険:月3,000円×15年=54万円。免責金額・カバー率50〜70%・更新で保険料急騰など制約多い
  • 自費積立(推奨):月3,000円を新NISAで運用 → 約80万円。免責なし・全額自由に使える
  • FPねこは自費積立を強く推奨。保険料は手数料が大きく、ペット飼育では自費積立の方が合理的
FPねこの推奨
ペット保険には加入しない。代わりに専用の「ペット用貯蓄口座」を作り、月3,000〜5,000円を継続積立。10年で50〜80万円の医療費備えになり、ペット保険の保険料総額(50〜100万円)を上回るうえ、保険でカバーされない範囲も自由に使える。

年間費用シミュレーション

犬(中型)

  • 食費:月1万円 × 12 = 12万円
  • 医療:年5〜10万円
  • トリミング:月5,000円 × 12 = 6万円
  • ペット用貯蓄積立:年3〜6万円(推奨)
  • その他:年3〜5万円
  • 年間合計:約30〜40万円

  • 食費:月5,000円 × 12 = 6万円
  • 医療:年3〜5万円
  • トイレ砂:月1,500円 × 12 = 18,000円
  • ペット用貯蓄積立:年2〜4万円(推奨)
  • その他:年2万円
  • 年間合計:約15〜20万円

高齢期(10歳以降)の出費増

ペットも人間と同様、高齢期に医療費・介護費が急増します。

年齢年間医療費目安
1〜7歳(壮年期)3〜8万円
8〜12歳(高齢期前期)10〜20万円
13歳〜(高齢期後期)20〜50万円

介護用品・サービス

  • 介護用おむつ:月3,000〜5,000円
  • 歩行補助具:3〜5万円
  • 動物老人ホーム:月10〜30万円
  • ペットシッター:1回3,000〜5,000円

終末ケア・葬儀費用

項目費用目安
火葬(個別)2〜5万円
火葬(合同)1〜2万円
骨壷・墓石1〜10万円
ペット霊園・納骨5〜30万円

飼う前に確認すべき5つの質問

飼う前のセルフチェック
1. 生涯費用400万円(犬)250万円(猫)を払える?
2. 高齢期の医療費月3〜5万円を継続できる?
3. 15年間、毎日散歩・世話できる時間ある?
4. 引越し・転勤時もペット可物件に住める?
5. 自分が病気・入院時に世話してくれる人いる?

FPねこの結論

FPねこの結論
1. 犬は生涯500万円・猫は300万円の覚悟
2. ペット保険は不要。ペット用貯蓄で備える(生涯30〜50万円の医療費を貯蓄でカバー)
3. 保護犬・保護猫で初期費用削減+社会貢献
4. 高齢期の医療費を最大の山場として備える
5. 飼う前のセルフチェックで「途中で諦める」を防ぐ

ペットは家計のシミュレーションをした上で迎えるのが、ペット・自分・家族全員のためです。「可愛いから」だけで飼うと、医療費で家計が崩壊するケースも。事前準備が大切です。

免責事項

本記事は2026年5月時点の一般的な情報提供で、特定の保険・サービスを推奨するものではありません。具体的な費用は個別状況で大きく変わります。

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