ひとことで言うと:ポートフォリオ内の資産比率が崩れた時に、元の比率に戻す調整のことです。
もう少し詳しく
リバランスとは
リバランスとは、ポートフォリオ内の資産配分(株式・債券・現金など)が市場変動により当初の比率から崩れた時に、元の比率に戻す調整のことです。リスクをコントロールしリターンを安定化させる効果があります。
リバランスの基本例
当初配分:株式60%・債券40%
| 状況 | 株式 | 債券 | 行動 |
|—|—|—|—|
| 当初 | 60% | 40% | — |
| 株式上昇後 | 70% | 30% | 株式を売り債券を買う |
| 株式下落後 | 50% | 50% | 株式を買い債券を売る |
リバランスの2つの方法
- 比率リバランス:年1回、当初比率に戻す
- 乖離リバランス:5%以上ズレたら調整
リバランスのメリット
- リスク管理:株式比率が大きくなりすぎるとリスクが高まる
- 逆張り効果:高値で売り、安値で買う動きが自動化される
- 規律ある投資:感情に左右されない
リバランスのデメリット
- 手数料・税金:売買時にコストがかかる
- 長期では機会損失:右肩上がりの株式比率を下げる
- タイミング:頻繁にやりすぎるとコストが嵩む
リバランスの頻度
- 年1回(多くの専門家推奨)
- 5%以上乖離した時
- 新規資金投入時に調整(コスト抑制)
FPねこの視点
長期投資ではリバランスの効果は意外と限定的です。インデックス投信1本でほぼ放置するなら、リバランス不要です。複数の資産クラスを持つなら、新規資金の投入で比率調整するのが税・手数料的に有利と言えるでしょう。
具体例
例えば、株式60%・債券40%のポートフォリオが、株価上昇で株式75%・債券25%になったとします。年1回のリバランスで株式を売り、債券を買って60:40に戻すことで、リスクを当初の水準に保ちます。新NISA口座では売却は税金不要ですが、生涯枠は減るので注意。
よくある誤解
「リバランスはやらないと損」と言われがちですが、シングルファンド(オルカン1本など)なら不要です。複数資産クラスを持つ場合のみリバランスが必要になります。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。