元金均等返済とは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

住宅・ローン
ガンキンキントウヘンサイ / Equal Principal Repayment
最終確認日:2026年05月27日

ひとことで言うと:毎月の元金返済額が一定で、残高に応じて利息が変動する返済方式のことです。総利息は元利均等より少なくなります。

もう少し詳しく

元金均等返済とは

元金均等返済とは、住宅ローンなどの返済方式で、毎月の元金返済額が一定で、残高に応じた利息が上乗せされて返済する方式のことです。返済初期の負担は重くなりますが、総返済額(総利息)は元利均等返済より少なくなるのが特徴です。

元金均等返済の仕組み

  • 元金返済額:毎月一定(借入額÷返済回数)
  • 利息:毎月の残高×月利
  • 返済額:元金+利息 → 残高が減るにつれて返済額も減る
  • 返済初期:返済額が高い
  • 返済後期:返済額が低い

元金均等返済のメリット

  • 総利息が元利均等返済より少ない
  • 借入残高が早く減る
  • 返済後期は家計に余裕が出る
  • 同じ借入額なら早く完済できる

元金均等返済のデメリット

  • 返済初期の負担が重い
  • 借入可能額が元利均等より少なくなる(初期返済額が大きいため)
  • 月々の返済額が変動するため家計管理がやや難しい
  • 選べる金融機関が限られる(民間ではフラット35・一部銀行のみ)

元金均等返済が向いている人

  • 借入時の年収に余裕がある人
  • 早期完済を目指す人
  • 子育てが終わった世帯(教育費負担が少ない)
  • 退職前に完済したい高年齢層

FPねこの視点

元金均等返済は理論上は元利均等より総利息が少なくお得ですが、選べる金融機関が限られ、返済初期の負担が重い点で多くの世帯には向きません。元利均等で借りて、家計に余裕が出たタイミングで繰り上げ返済(期間短縮型)を行うほうが、結果的に総利息を抑えられ、かつ家計管理もしやすい場合が多いと言えるでしょう。

具体例

例えば、3,500万円を金利1.0%・35年・元金均等で借りた場合、初回返済額は約11.2万円(元金約8.3万円+利息約2.9万円)、最終回は約8.3万円。月々の返済額は徐々に減っていきます。総返済額は約4,116万円、総利息は約616万円となり、元利均等より約32万円少なくなります。

よくある誤解

「元金均等返済のほうが利息が少なくお得」と単純に言われがちですが、初期の返済額が大きいため借入可能額が減ります。同じ年収で借りられる額が少なくなる、または同じ物件を買うには頭金を多く用意する必要がある点に注意が必要と言えるでしょう。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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