ひとことで言うと:上昇トレンド中の一時的な株価下落のことです。買い増しの絶好のタイミングとされます。
もう少し詳しく
押し目とは
押し目(おしめ)とは、上昇トレンドが続いている中で発生する一時的な株価下落のことです。「押し」「調整」とも呼ばれ、新規買い・買い増しの絶好のタイミングとして「押し目買い」が定石とされています。
押し目の特徴
- 上昇トレンド中の一時的下落:5〜15%程度
- 下落幅が浅い:暴落ではなく調整
- 出来高は少ない:投げ売りではない
- 数日〜数週間で反発:長続きしない
押し目を見極めるポイント
### テクニカル指標
- 移動平均線でサポート:25日線・75日線・200日線
- トレンドライン:上昇トレンドラインで反発
- フィボナッチ・リトレースメント:38.2%・50%・61.8%押し
### 出来高
- 押し目では出来高減少:売り圧力が弱い
- 反発時に出来高増加:新規買いが入る
### 期間
- 数日〜数週間以内に反発
- それ以上続くと「トレンド転換」の可能性
押し目買いの戦略
### 計画的な押し目買い
- 上昇トレンド中の銘柄を監視
- 5%・10%・15%下落で段階的に買う
- リスクを分散しつつ底値を狙う
### 移動平均線での押し目買い
- 25日線まで下落で買い
- 75日線まで下落で買い増し
- 200日線まで下落で大きく買う
### フィボナッチ押し目
- 上昇幅の38.2%・50%・61.8%押しで買い
押し目買いの注意点
### トレンド転換との見極め
- 押し目:浅い下落で再上昇
- トレンド転換:深い下落で本格下落
### 期間の長期化
- 押し目が長引くとトレンド転換の可能性
- 「待つ買い」より「逃げる売り」も視野に
FPねこの視点
「押し目買いの心、休むに似たり」という相場格言があります。押し目を待ち続けて買えないまま株価が上昇し続けることも多いという意味です。長期インデックス積立なら、押し目を意識せず機械的に毎月買うのが最も合理的と言えるでしょう。
具体例
例えば、ある銘柄が1,000円から1,300円まで上昇後、1,200円まで下落(−7.7%押し)。25日線がちょうど1,200円付近にあり、押し目買いの典型的なポイント。買い増しで取得単価を下げつつ、再上昇を狙えます。
よくある誤解
「押し目買いは絶対正しい」と思われがちですが、押し目が暴落の始まりであることもあります。「押し目を待つ」は機会損失も伴うため、ドルコスト平均法のほうが安全な場合も多いです。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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