ひとことで言うと:ローソク足のうち、終値が始値より低い(下落した)状態のローソク足のことです。
もう少し詳しく
陰線とは
陰線(いんせん)とは、ローソク足のうち、終値が始値より低い(その期間で下落した)状態のローソク足のことです。日本では伝統的に黒または青で描かれます。
陰線の構成
- 始値:実体の上辺
- 終値:実体の下辺
- 高値:上ヒゲの先端
- 安値:下ヒゲの先端
- 色:黒または青(チャートソフトにより異なる)
陰線の種類
### 大陰線
- 実体が長い陰線
- 強い売り圧力を示す
- 下落トレンド継続の可能性
### 小陰線
- 実体が短い陰線
- 下落は緩やか
- 様子見の市場心理
### 上ヒゲの長い陰線(流星・宵の明星)
- 一度大きく上昇→反落して陰線で終了
- 上値抵抗・転換のサイン
- 高値圏で出ると売りシグナル
### 寄り付き坊主
- 始値=高値の陰線(上ヒゲなし)
- 寄り付きから一方的に下落
- 強い下落トレンド
陰線の活用
- トレンドの方向:陰線連続=下落トレンド
- 強さの判断:実体の長さ
- 転換シグナル:高値圏の大陰線は売りサイン
陰線陽線の組み合わせパターン
- 包み線(陰の包み):陰線が直前の陽線を覆う、転換サイン
- はらみ線(陰のはらみ):陰線が直前の大陽線の中に収まる
- 三兵(黒三兵):3本連続の陰線、下落継続
FPねこの視点
陰線は「売り圧力」を視覚的に示すサインです。投資家は陰線を見ると恐怖を感じる傾向がありますが、長期インデックス投資では陰線連続日(暴落日)こそ平均取得価格を下げる絶好の買い場とも言えます。心理に振り回されない長期視点が重要です。
具体例
例えば、株価が始値1,000円・終値950円で1日を終えた場合、終値が始値より50円安いため陰線。日経平均が3日連続陰線で終わると「黒三兵」と呼ばれ、下落トレンドの兆しとされます。
よくある誤解
「陰線が出ると相場が終わる」と思われがちですが、陰線は売買のバランスを示す一時的なサインです。長期的な経済成長があれば、陰線後も相場は上昇していきます。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。