ボリンジャーバンドとは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

チャート・テクニカル分析
ボリンジャーバンド / Bollinger Bands
最終確認日:2026年05月27日

ひとことで言うと:移動平均線とその上下に標準偏差で計算した帯(バンド)を引いた、ボラティリティを示すテクニカル指標のことです。

もう少し詳しく

ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)とは、移動平均線とその上下に標準偏差(σ、シグマ)で計算した帯(バンド)を引き、価格の変動範囲(ボラティリティ)を可視化するテクニカル指標のことです。1980年代にジョン・ボリンジャーが開発しました。

ボリンジャーバンドの構成

  • 中央線(ミドルバンド):移動平均線(通常20日)
  • +1σ:移動平均線+1標準偏差
  • +2σ:移動平均線+2標準偏差
  • +3σ:移動平均線+3標準偏差
  • −1σ、−2σ、−3σ:マイナス側のバンド

統計学的な意味

正規分布の仮定の下:

  • ±1σ内:約68.3%の確率で価格が収まる
  • ±2σ内:約95.4%の確率で価格が収まる
  • ±3σ内:約99.7%の確率で価格が収まる

ボリンジャーバンドの使い方

### 逆張り戦略

  • +2σを超えたら売り:行きすぎの可能性
  • −2σを下回ったら買い:行きすぎの可能性
  • レンジ相場で有効

### 順張り戦略(バンドウォーク)

  • 強いトレンドではバンドに沿って動く
  • +2σに沿って上昇 → 強い上昇トレンド
  • バンドの拡大期はトレンド継続

### スクイーズ(収束)

  • バンドが急激に狭くなる
  • ボラティリティ低下=次の大きな動きの予兆
  • ブレイクアウト戦略

### エクスパンション(拡大)

  • バンドが急激に広がる
  • ボラティリティ上昇=大きな動きの最中

ボリンジャーバンドのメリット

  • 視覚的に分かりやすい:価格の範囲が明確
  • 複数の戦略に対応:逆張り・順張り両方
  • ボラティリティの可視化

ボリンジャーバンドのデメリット

  • 正規分布の仮定が成り立たない場合あり
  • 強いトレンドではバンドを突き抜け続ける
  • 単独使用はダマシが多い

FPねこの視点

ボリンジャーバンドは「価格の行きすぎ」と「ボラティリティの変化」を可視化する優れた指標です。短期トレード・スイングトレードで重宝されます。長期投資には不要ですが、「相場の現在地」を理解する上で知っておくと役立つでしょう。

具体例

例えば、株価が−2σを下回った後、出来高を伴って中央線まで戻る動きが見られれば、「行きすぎからの反発」として買いポジションを取る戦略があります。ただし、強い下落トレンド中は−2σに沿って下落し続けることもあります。

よくある誤解

「±2σを超えたら必ず反発する」と思われがちですが、強いトレンド相場ではバンドウォークが発生し、バンドに沿って動き続けることがあります。逆張りで失敗する典型例です。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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