ひとことで言うと:下落トレンド中の一時的な株価上昇のことです。売却の絶好のタイミングとされます。
もう少し詳しく
戻り高値とは
戻り高値(もどりたかね)とは、下落トレンドが続いている中で発生する一時的な株価上昇後の高値のことです。「戻り」「リバウンド」とも呼ばれ、保有株の売却・空売り(戻り売り)の絶好のタイミングとされます。
戻り高値の特徴
- 下落トレンド中の一時的上昇:10〜30%程度
- 上昇幅は限定的:本格上昇ではない
- 出来高は減少傾向:本格的な買い戻しではない
- 数日〜数週間で再下落
戻り高値を見極めるポイント
### テクニカル指標
- 移動平均線でレジスタンス:25日線・75日線
- 下降トレンドライン:上限で反落
- フィボナッチ・リトレースメント:38.2%・50%・61.8%戻し
### 出来高
- 戻り高値では出来高減少:本格買いではない
- 反落時に出来高増加:売り圧力増
### 期間
- 数日〜数週間以内に再下落
- それ以上続くとトレンド転換の可能性
戻り売りの戦略
### 計画的な戻り売り
- 下落トレンド中の銘柄を監視
- 10%・20%・30%上昇で段階的に売却
- リスクを分散しつつ高値を狙う
### 移動平均線での戻り売り
- 25日線まで上昇で売り
- 75日線まで上昇で売り増し(信用売り)
### フィボナッチ戻り
- 下落幅の38.2%・50%・61.8%戻しで売り
戻り高値の注意点
### 本格上昇との見極め
- 戻り:浅い上昇で再下落
- トレンド転換:深い上昇で本格上昇
### 損切りと利確の判断
- 含み損銘柄:戻り高値で部分売却
- 損切り:戻りが来ない場合の対応
FPねこの視点
戻り高値は「下落トレンド中の貴重な売却機会」とされます。塩漬け株を持っている場合、戻り高値で部分売却を行い、損失を限定する戦略は合理的です。長期インデックス投資では「戻り高値で売る」必要はありませんが、個別株トレードでは重要な概念と言えるでしょう。
具体例
例えば、ある銘柄が1,500円から1,000円まで下落後、1,200円まで反発(戻り)。25日線がちょうど1,200円付近にあり、戻り売りの典型的なポイント。ここで売却すれば、再下落での更なる損失を回避できます。
よくある誤解
「戻り高値は必ず売り」と思われがちですが、強い反発が始まっている場合、戻り高値が「底入れシグナル」になることもあります。下落トレンドの終焉を見極めることが重要と言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。