ダブルボトムとは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

チャート・テクニカル分析
ダブルボトム / Double Bottom
最終確認日:2026年05月27日

ひとことで言うと:株価が2回同じ安値で反発するチャートパターンのことです。上昇トレンドへの転換を示すサインです。

もう少し詳しく

ダブルボトムとは

ダブルボトム(Double Bottom)とは、株価が2回同じ安値で反発し、「W」の形を作るチャートパターンのことです。下落トレンドから上昇トレンドへの転換を示す代表的な反転パターンとして知られています。

ダブルボトムの形成プロセス

1. 下落トレンドの後に安値1を付ける

2. 一旦上昇(戻り)

3. 再び下落するが安値1付近で反発(安値2)

4. 戻り高値(ネックライン)を上抜ける

5. 上昇トレンド開始

ダブルボトムのポイント

### 安値の条件

  • 2つの安値がほぼ同じ価格
  • ±2〜5%程度の差異
  • 2回目の安値が1回目を明確に下回らなかった

### ネックライン

  • 2つの安値の間の戻り高値
  • 上昇の確認ライン
  • ネックライン突破で本格上昇

### 期間

  • 数週間〜数か月で完成
  • 短期間では信頼性低い

ダブルボトム確認後の動き

  • 目標上昇幅:安値とネックラインの差と同じ幅だけ上昇
  • 押し目:一度ネックラインまで戻ることもある(リターンムーブ)
  • 本格上昇:その後さらに上昇

ダブルボトムの活用

### 買い戦略

  • ネックライン突破で買い
  • 損切りライン:安値割れ
  • 目標上昇幅で利確

### 段階的買い

  • 安値2付近で打診買い
  • ネックライン突破で買い増し
  • 押し目で買い増し

ダブルボトムの信頼性

### 信頼性が高いケース

  • 長期間で形成
  • 出来高が2回目の安値で減少
  • ネックライン突破時に出来高増加
  • 他のテクニカル指標も買いサイン

### ダマシのケース

  • 短期間の形成
  • 出来高を伴わない
  • 強い下落トレンド中の戻り

似たパターン

  • トリプルボトム:3回の安値、より強い転換サイン
  • 逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊):3つの谷で中央が最安値
  • ダブルトップ:逆向き、天井圏で売りサイン

FPねこの視点

ダブルボトムは「底値圏での買いシグナル」として有名です。短期・中期トレーダーは底値圏でダブルボトムを期待します。長期インデックス投資には関係ない知識ですが、暴落後の反転を察知する目安として知っておくと役立つでしょう。

具体例

例えば、2020年3月のコロナショック時、日経平均が16,000円付近で2回反発した後、ネックラインを上抜けて急回復しました。これは典型的なダブルボトムパターンで、底値からの本格的な上昇トレンドの始まりとなりました。

よくある誤解

「ダブルボトムは絶対の買いサイン」と思われがちですが、ダマシで再下落することもあります。ネックライン突破+出来高増加を確認してから買うのが安全と言えるでしょう。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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