ひとことで言うと:短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜ける現象のことです。買いシグナルとして注目されます。
もう少し詳しく
ゴールデンクロスとは
ゴールデンクロス(Golden Cross)とは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜ける現象のことです。上昇トレンドへの転換を示すシグナルとして、買い場のサインと解釈されます。
ゴールデンクロスの代表的な組み合わせ
- 5日線×25日線:短期売買向け
- 25日線×75日線:中期売買向け
- 50日線×200日線:長期投資向け(最も注目される)
ゴールデンクロスの仕組み
1. 株価が下落トレンドにある(短期線が長期線の下にある)
2. 株価上昇で短期線が上を向き始める
3. 短期線が長期線を下から上に突き抜ける
4. 上昇トレンド転換の確認
ゴールデンクロスの種類
### パーフェクトゴールデンクロス
- 短期線・中期線・長期線がすべて並ぶ
- 短期 > 中期 > 長期の順番
- 最も強い上昇シグナル
### 通常のゴールデンクロス
- 2本の移動平均線がクロス
- 期間の組み合わせは様々
ゴールデンクロスのダマシ
- 横ばい相場ではダマシが多い
- 出来高を伴わないクロスは弱い
- 長期トレンドが下降中の戻りクロスは要注意
ゴールデンクロスの信頼性を高める要素
- 出来高増加:買いの勢いを伴う
- 長期線が上向き:底値圏からの反転
- 他指標との一致:MACD・RSIも買いサイン
- ファンダメンタル裏付け:業績改善等
ゴールデンクロスの歴史的事例
- 2013年5月:日経平均月足ゴールデンクロス→アベノミクス相場
- 2020年7月:日経平均週足ゴールデンクロス→コロナ後の急回復
- 2023年初頭:日経平均日足ゴールデンクロス→34年ぶり高値更新へ
FPねこの視点
ゴールデンクロスは「買いシグナル」として有名ですが、それだけで売買判断するのは危険です。出来高・ファンダメンタル・他のテクニカル指標との組み合わせが重要。長期投資家にとっては、200日線とのクロスが市場全体のトレンド判断に有用と言えるでしょう。
具体例
例えば、ある銘柄の25日線が1,000円、75日線が1,020円で推移していたが、株価上昇で25日線が1,050円、75日線が1,030円となりゴールデンクロス発生。買いシグナルとして注目され、機関投資家の買いが入って株価が上昇する展開が期待されます。
よくある誤解
「ゴールデンクロスは絶対買い」と思われがちですが、相場の方向性によっては「ダマシ」となり、すぐに反落することもあります。チャートだけでなく、銘柄のファンダメンタル分析も合わせて判断することが重要です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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