買い建てとは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

信用取引・空売り
カイタテ / Long Position (Margin Buy)
最終確認日:2026年05月27日

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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:信用取引で株を買って保有する状態のことです。価格上昇で利益が出ます。

もう少し詳しく

買い建てとは

買い建て(かいだて)とは、信用取引において、証券会社から資金を借りて株式を買い、その状態(買いポジション)を保有することです。通常の現物取引と同じく、株価が上昇すれば利益が出ます。

買い建ての仕組み

1. 委託保証金を証券会社に預ける

2. 保証金の最大3.3倍まで資金を借りる

3. 借りた資金で株式を購入

4. 株価上昇を待つ

5. 高値で売却して利益確定

6. 借入金を返済

買い建てのメリット

### レバレッジ効果

  • 保証金100万円で最大330万円の取引
  • 同じ値動きで利益が3.3倍

### 現金温存

  • 手持ち現金を温存しつつ取引
  • 他の投資にも振り向け可能

### 短期トレード向き

  • 決済期限内で完結
  • 信用買い→現引きで現物化可能

買い建てのリスク

### 損失も拡大

  • 株価10%下落で保証金30%程度の損失
  • レバレッジ分、損失も3.3倍

### 金利負担

  • 制度信用:年2〜3%程度
  • 一般信用:年3〜4%程度
  • 長期保有はコスト高

### 追証リスク

  • 保証金維持率が下がると追加保証金
  • 追証払えないと強制決済

### 決済期限

  • 制度信用:6か月以内
  • 一般信用:無期限・1年など

買い建ての主な活用

### 短期上昇狙い

  • 決算前後の値動き狙い
  • イベント期待での買い建て

### 現金温存

  • 銀行預金を維持しつつ取引
  • 緊急時の資金確保

### 株主優待のクロス取引

  • 信用買い+信用売りで価格変動リスクを相殺
  • 優待だけ取得

売り建てとの違い

| 項目 | 買い建て | 売り建て |

|—|—|—|

| 利益が出る方向 | 上昇 | 下落 |

| 損失最大 | 100%(ゼロまで) | 無限大 |

| コスト | 金利 | 貸株料・逆日歩 |

| 配当 | 配当落調整金受取 | 配当落調整金支払 |

FPねこの視点

買い建ては「現物の上位互換」と思われがちですが、金利負担・期限・追証リスクがあります。長期投資なら現物のほうがシンプルで安全。買い建ては「短期の機会捕捉」「現金温存」など、特定用途に限定して使うべき手法と言えるでしょう。

具体例

例えば、保証金100万円で300万円分の銘柄を信用買い建て。株価10%上昇で30万円の利益(保証金の30%増)。しかし10%下落すると30万円損失で保証金70万円に減少。さらに下落すると追証発生のリスクがあります。

よくある誤解

「信用買い建ては現物より儲かる」と思われがちですが、金利負担・追証リスクなどコストとリスクも増えます。長期では現物のほうが資産形成に向いていると言えるでしょう。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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