代用掛目とは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

信用取引・空売り
ダイヨウカケメ / Substitute Securities Ratio
最終確認日:2026年05月27日

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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:代用有価証券を保証金として評価する際の掛け率のことです。株式は時価の80%程度です。

もう少し詳しく

代用掛目とは

代用掛目(だいようかけめ)とは、代用有価証券を信用取引の保証金として評価する際に適用される掛け率のことです。時価に対する一定割合で評価され、信用取引の保証金として認められます。

主な代用掛目(標準)

| 有価証券 | 掛目 |

|—|—|

| 国債 | 95% |

| 地方債 | 90% |

| 上場株式 | 80% |

| ETF・REIT | 80% |

| 投資信託 | 80% |

| 外国株式 | 60〜70% |

掛目の意味

時価100万円の株式 × 掛目80% = 保証金評価額80万円

つまり、100万円の株式を代用しても、信用取引上は80万円の保証金として扱われます。

掛目が低い理由

### 価格変動リスク

  • 株式は値動きが大きい
  • 担保価値の安定性確保

### 流動性リスク

  • 強制決済時の売却可能性
  • 価格下落での売却制約

### 信用力

  • 国債は信用力高く掛目高い
  • 株式は信用力低めで掛目低い

個別銘柄の掛目調整

### 通常80%

  • 主要銘柄は80%

### 規制で掛目引き下げ

  • 過熱銘柄:掛目0%(代用不可)
  • 倒産懸念銘柄:掛目低下
  • 信用取引規制銘柄

### 整理銘柄・監理銘柄

  • 掛目0%(代用不可)
  • 信用取引対象外

掛目変更の影響

代用掛目が80%→50%に変更された場合:

  • 評価額が時価×80% → 時価×50%に減少
  • 保証金評価額が大幅減少
  • 維持率低下→追証発生のリスク

掛目チェックの重要性

### 取引前

  • 代用予定銘柄の掛目確認
  • 規制状況の把握

### 保有中

  • 掛目変更のニュース確認
  • 維持率への影響評価

主要証券会社の掛目

各証券会社の独自基準もあり、若干の差があります。

### SBI証券・楽天証券

  • 標準80%
  • 一部銘柄は引き下げ
  • 規制銘柄リストを公開

### 松井証券・マネックス証券

  • 標準80%
  • 銘柄により詳細設定

FPねこの視点

代用掛目は「代用有価証券の評価ハードル」です。市場急変時には掛目が引き下げられるケースもあり、想定外に保証金維持率が下がるリスクがあります。代用有価証券に依存しすぎず、現金保証金とのバランスを取ることが重要と言えるでしょう。

具体例

例えば、ある株式の掛目が突然80%から50%に引き下げられると、時価300万円の代用評価額は240万円→150万円に。信用ポジションの維持率が大幅低下し、追証発生・強制決済のリスクが急増します。

よくある誤解

「代用掛目は固定で変わらない」と思われがちですが、市場急変・銘柄の規制で変更されることがあります。代用に依存した取引は、こうした掛目変更リスクも考慮する必要があります。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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