一般信用取引とは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

信用取引・空売り
イッパンシンヨウトリヒキ / General Margin Trading
最終確認日:2026年05月27日

!
高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:証券会社が独自に設定するルールで行う信用取引のことです。決済期限は無期限・1年など長く設定されます。

もう少し詳しく

一般信用取引とは

一般信用取引(いっぱんしんようとりひき)とは、各証券会社が独自に設定するルールで行う信用取引のことです。決済期限は無期限・1年・3年など、証券会社により異なります。長期保有や、制度信用で取引できない銘柄を扱う場合に利用されます。

一般信用取引の特徴

  • 決済期限:無期限・1年・3年など、業者により異なる
  • 対象銘柄:幅広い(証券会社が独自に選定)
  • 金利:年3〜4%程度(買い建て、制度信用より高め)
  • 貸株料:年1〜4%程度(売り建て)
  • 逆日歩:原則なし

一般信用取引の主な利用パターン

### 長期保有

  • 制度信用の6か月期限を回避
  • 1年以上のスイングトレード
  • 信用優待クロス取引

### 中小型株の取引

  • 制度信用対象外の銘柄
  • 新興市場の銘柄
  • 一部のETF

### 株主優待クロス取引

  • 一般信用売り(無期限・短期)を利用
  • 逆日歩なしで安心
  • 権利日まで余裕を持って空売り

一般信用取引のメリット

  • 長期保有可能:6か月期限なし
  • 逆日歩リスクなし:突発的な費用発生なし
  • 幅広い銘柄:制度信用対象外も取引可

一般信用取引のデメリット

  • 金利・貸株料が高い:制度信用より割高
  • 在庫制限:信用売りの在庫に限りあり(証券会社次第)
  • 証券会社による違い:ルールが業者ごとに異なる

主な証券会社の一般信用

### SBI証券

  • HYPER信用:1日決済の超短期
  • 無期限信用:長期保有可
  • 短期信用(売り):株主優待クロスに人気

### 楽天証券

  • いちにち信用:日計りトレード向け
  • 無期限信用
  • 短期信用(売り)

### 松井証券

  • 一日信用取引:手数料無料の日計り
  • 無期限信用

一般信用取引で株主優待クロス

人気の優待銘柄に対して:

1. 権利付き最終日:現物買い+一般信用売り

2. 権利落ち日:現物渡しで決済

3. 結果:株価変動リスクなしで優待取得

4. コスト:貸株料(数日分のみ)

FPねこの視点

一般信用取引は「株主優待クロス取引の主役」と言えます。逆日歩リスクがないため、初心者でも比較的安全に優待取得ができます。一方、長期保有目的の信用買いは、金利負担で割に合わないことが多いです。

具体例

例えば、人気のオリックス(権利日に1単元の優待)を一般信用クロスで取得する場合、貸株料は年3%程度。1単元20万円の銘柄を5日間保有しても、貸株料は約80円。優待品の価値(数千円〜万単位)を考えると非常に低コストで取得できます。

よくある誤解

「一般信用は制度信用より高くて損」と思われがちですが、逆日歩リスクなし・長期保有可など、メリットも大きいです。用途に応じて使い分けるのが賢い選択と言えるでしょう。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
タイトルとURLをコピーしました