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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:保有していない株式を証券会社から借りて売却し、後で買い戻して返却する取引のことです。
もう少し詳しく
空売り(カラ売り)とは
空売り(からうり、Short Selling)とは、自分が保有していない株式を証券会社から借りて売却し、後でその株式を買い戻して返却することで利益を狙う取引のことです。株価下落時に利益が出る逆張りの仕組みです。
空売りの仕組み
1. 証券会社から株を借りる(保証金預ける)
2. 借りた株を市場で売却(高値で売る)
3. 株価下落を待つ
4. 安値で買い戻す
5. 借りた株を証券会社に返す
6. 差額が利益(または損失)
空売りの例
- 1,000円で1株を借りて売却 → 売却代金1,000円
- 株価が800円に下落
- 800円で買い戻して返却
- 差額200円が利益
空売りのメリット
- 下落相場で利益:上昇局面の真逆
- ヘッジ目的:保有株の下落対策
- 両建て可能:買いと売りを同時保有
- クロス取引:株主優待を低リスク取得
空売りのリスク
### 損失が無限大
- 株価が2倍・3倍になる可能性
- 損失に上限なし
- 買いポジションは「ゼロ」が下限だが、空売りは上限なし
### 強制決済
- 担保不足で強制的に買い戻される
- 損失確定
### 逆日歩
- 制度信用で株不足時に追加費用発生
- 数銭〜数百円/株、突発的に大きくなる
### 踏み上げ
- 売り方が買い戻しに走り、株価がさらに急騰
- 損失が急拡大
空売り規制
### 報告義務
- 空売り残高が一定比率(発行株数の0.2%)超で報告
- 投機的な大量空売りを抑制
### 価格規制
- 直近価格より低い価格での空売り制限
- ストップ安付近では空売り規制
空売りの主な目的
- 下落相場での利益
- ヘッジ:含み益株の下落対策
- 株主優待クロス:低リスクで優待取得
- 投資戦略の多様化
FPねこの視点
空売りは「最も難しい投資手法」の1つです。下落相場でも反発はあり、損失が無限大というリスクは個人投資家には荷が重い。長期インデックス投資には全く不要で、株主優待クロス以外では手を出すべきでない手法と言えるでしょう。
具体例
例えば、テスラ株を100株、500ドルで空売りして400ドルで買い戻せば、100ドル×100株=1万ドルの利益。しかし、テスラ株が逆に1,000ドルまで急騰すると、500ドル×100株=5万ドルの損失となります。
よくある誤解
「空売りは下落で稼げる便利な仕組み」と思われがちですが、上昇相場での損失リスクは無限大です。歴史上、空売りで巨額の損失を出した個人・機関投資家は数えきれません。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。