保証金維持率とは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

信用取引・空売り
ホショウキンイジリツ / Margin Maintenance Rate
最終確認日:2026年05月27日

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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:信用取引のポジション保有中に必要な保証金の維持比率のことです。20〜25%を下回ると追証発生です。

もう少し詳しく

保証金維持率とは

保証金維持率(ほしょうきんいじりつ)とは、信用取引でポジションを保有している間、預けている保証金が取引額に対してどれだけの比率を保っているかを示す指標のことです。一定水準(通常20〜25%)を下回ると追証(追加保証金)が発生します。

保証金維持率の計算

保証金維持率 = 保証金(現金+代用有価証券評価額)÷ 信用取引額 × 100

例:保証金100万円、信用取引額300万円 → 維持率33.3%

保証金維持率の水準

### 取引開始時

  • 最低30%(委託保証金率と同じ)

### 維持率の閾値

  • 30%以上:健全
  • 20〜25%:追証ライン(証券会社による)
  • 20%未満:追証必須
  • 10%未満:強制決済の可能性

主要証券会社の追証ライン

| 証券会社 | 追証発生 | 強制決済 |

|—|—|—|

| SBI証券 | 20%未満 | 連続2営業日未充足 |

| 楽天証券 | 20%未満 | 連続2営業日未充足 |

| 松井証券 | 30%未満 | 翌営業日中 |

| マネックス証券 | 20%未満 | 翌営業日中 |

維持率が下がる原因

### 損失発生

  • 保有株が下落(買い建て)
  • 保有株が上昇(売り建て)
  • 評価損が拡大

### 代用有価証券の値下がり

  • 担保にしている株式の下落
  • 掛目(80%)が変動

### 信用取引額の拡大

  • 新規取引の追加
  • 同一銘柄の買い増し

維持率を回復する方法

### 追加入金

  • 現金で保証金を増やす
  • 最も確実な方法

### 代用有価証券の追加

  • 現物株を担保に追加
  • 掛目(80%等)に注意

### ポジションの縮小

  • 信用ポジションを一部決済
  • 取引額が減って維持率回復

FPねこの視点

保証金維持率は「信用取引の生命線」です。20%を切ると追証発生、強制決済のリスクが高まります。レバレッジを抑えて維持率を高く保つ(50%以上)のが、信用取引で生き残る基本ルールと言えるでしょう。

具体例

例えば、保証金100万円・取引額300万円で維持率33.3%。株価が10%下落すると評価損30万円で保証金が70万円に減少、維持率は約23.3%に低下。さらに下落すると追証発生のリスクが高まります。

よくある誤解

「維持率20%を切らなければ大丈夫」と思われがちですが、相場急変では一夜で維持率が大きく低下することがあります。日々のチェックと、余裕を持った維持率管理が重要です。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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