ひとことで言うと:ETFや投資信託が連動を目指す対象の指数のことです。商品の値動きを決定する重要な要素です。
もう少し詳しく
連動対象指数とは
連動対象指数(ベンチマーク)とは、ETFやインデックス投信が値動きの連動を目指す対象となる株価指数・債券指数・コモディティ指数等のことです。商品選びの最重要要素で、指数によって投資対象・期待リターン・リスクが大きく変わります。
主な連動対象指数
### 株式指数
- TOPIX:東証プライム市場全銘柄、時価総額加重
- 日経平均:日本225銘柄、株価平均
- S&P500:米国大型株500社、時価総額加重
- NASDAQ100:米国ナスダック上位100社
- MSCI ACWI:全世界株式(先進国+新興国)
- FTSE Global All Cap:全世界株式(より広範)
- MSCI EAFE:先進国(米国除く)
- MSCI Emerging Markets:新興国
### 債券指数
- FTSE 日本国債インデックス:日本国債
- FTSE WGBI:先進国国債
- Bloomberg US Aggregate:米国総合債券
- Bloomberg Global Aggregate:全世界債券
### REIT指数
- 東証REIT指数:J-REIT
- MSCI U.S. REIT Index:米国REIT
### コモディティ指数
- 金スポット価格:金価格連動
- WTI原油先物:原油価格
- S&P GSCI:商品総合指数
連動対象指数の選び方
1. 地域:日本のみ・米国・全世界
2. 時価総額:大型・中型・小型
3. スタイル:グロース・バリュー
4. テーマ:高配当・ESG・半導体等
5. 資産クラス:株式・債券・REIT・コモディティ
トラッキングエラー
- ETF・投信の実際の動きと連動対象指数のズレ
- 0.1%以下が優秀
- ファンド規模・運用力で差が出る
連動対象指数を確認する方法
- 目論見書:「ファンドの目的・特色」に明記
- 運用会社サイト:詳細情報あり
- 証券会社の商品ページ:指数名を確認可能
FPねこの視点
「投資信託の名前」より「連動対象指数」を見ることが本質的です。同じS&P500連動でも、信託報酬が0.05%〜0.5%まで幅があり、長期では大きな差になります。指数と信託報酬を確認し、低コスト商品を選ぶのが王道と言えるでしょう。
具体例
例えば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「iFreeレバレッジ S&P500」はどちらもS&P500連動ですが、前者は通常型(指数×1倍)、後者はレバレッジ型(×2倍)で、リスクが全く異なります。連動対象指数だけでなく、倍率の確認も重要です。
よくある誤解
「商品名が同じカテゴリーならどれを買っても同じ」と思われがちですが、連動対象指数・倍率・信託報酬・為替ヘッジの有無で大きく異なります。商品名だけで判断せず、必ず詳細を確認することが重要と言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。