ひとことで言うと:資産をどのような割合で複数の資産クラス(株式・債券等)に配分するかの戦略のことです。
もう少し詳しく
アセットアロケーションとは
アセットアロケーション(Asset Allocation、資産配分)とは、運用資金をどのような割合で複数の資産クラス(株式・債券・不動産・現金等)に配分するかの戦略のことです。長期リターンの大半(約9割)はアセットアロケーションで決まると言われます。
主な資産クラス
- 国内株式:日本企業の株式
- 海外株式:先進国株式・新興国株式
- 国内債券:日本国債等
- 海外債券:米国債等
- REIT:不動産投資信託(国内・海外)
- コモディティ:金・原油等
- 現金:預貯金・MMF
年齢別アセットアロケーションの目安
「100−年齢=株式比率」が伝統的な目安。
- 25歳:株式75%・債券25%
- 40歳:株式60%・債券40%
- 60歳:株式40%・債券60%
ただし近年は低金利のため、現役期は株式100%・退職後60%程度が現代版と言われます。
GPIF(公的年金)のアセットアロケーション
- 国内株式:25%
- 外国株式:25%
- 国内債券:25%
- 外国債券:25%
世界最大級の年金基金が選ぶ「無難な分散」の参考になります。
ライフステージ別の考え方
- 20〜30代:株式中心(80〜100%)、長期で複利を活かす
- 40〜50代:株式70%程度、徐々に債券を増やす
- 60代以降:株式40%程度、債券・現金を増やす
FPねこの視点
「最適なアセットアロケーション」は個人のリスク許容度・資産状況・年齢・性格で変わります。20代でリスク取れるなら株式100%、安心感を重視するなら株式60%・債券40%など、自分に合った配分を選ぶことが大切です。
具体例
例えば、35歳の会社員が老後資金として運用する場合、株式80%(うちオルカン60%・S&P500 20%)・債券20%(個人向け国債)といった配分が考えられます。退職時に株式40%・債券60%に徐々に変えていく「グライドパス戦略」が現代の主流です。
よくある誤解
「アセットアロケーションを精密に組まないと損」と思われがちですが、シンプルな「全世界株式1本」でも十分機能します。アロケーションの精度より、長期で続けることの方が重要と言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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