ひとことで言うと:拠出した掛金を自分で運用し、その運用結果に応じた年金を受け取る私的年金制度のことです。
もう少し詳しく
確定拠出年金とは
確定拠出年金(Defined Contribution、DC)とは、拠出した掛金を加入者自身が運用し、その運用結果に応じた年金額を受け取る私的年金制度のことです。日本では2001年に導入され、企業型DCと個人型(iDeCo)の2種類があります。
確定拠出年金の特徴
- 掛金額が確定(拠出額は決まっている)
- 年金額は運用結果次第(確定しない)
- 運用商品は加入者が選択
- 税制優遇が手厚い
確定拠出年金 vs 確定給付年金
| 項目 | 確定拠出年金(DC) | 確定給付年金(DB) |
|—|—|—|
| 拠出額 | 確定 | 確定 |
| 給付額 | 運用次第 | 確定 |
| 運用責任 | 加入者 | 企業 |
| 運用商品 | 加入者が選ぶ | 企業(基金)が選ぶ |
| 持ち運び | 可(ポータビリティ) | 制限あり |
確定拠出年金の税制メリット
- 拠出時:掛金が全額所得控除(iDeCo)または非課税(企業型DC)
- 運用時:運用益が非課税
- 受取時:退職所得控除または公的年金等控除
企業型DCと個人型(iDeCo)の併用
2022年10月から企業型DC加入者もiDeCoに加入できるようになりました。月額上限内で併用可能です。
FPねこの視点
確定拠出年金は「自分の年金は自分で増やす」時代の中心的な制度です。運用商品の選び方が老後資金の額を左右するため、インデックス型投信を中心に長期分散投資するのが王道と言えるでしょう。
具体例
例えば、35歳の会社員が企業型DCで月2万円を全世界株式インデックスに30年間積立。年利4%で運用できれば、元本720万円が約1,388万円に。運用益668万円が非課税となり、課税口座と比較すると約135万円の節税効果があります。
よくある誤解
「DCは元本確保型(定期預金等)が安全」と思われがちですが、長期運用では物価上昇に負けて実質目減りするリスクが高いです。長期運用前提なら、株式インデックス中心の運用がリスクとリターンのバランスが良いと言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。