こんにちは、FPねこです🐾 株や投資信託で損をしたとき、落ち込むだけではもったいない。「損益通算」と「繰越控除」を使えば、払いすぎた税金が戻ったり、将来の税金が減ったりします。今日はその仕組みを解説します。
損益通算とは
同じ年に出た利益と損失を相殺できる制度です。たとえばA株で30万円の利益、B株で20万円の損失なら、相殺して利益は10万円分だけ課税対象になります。複数の証券会社をまたいでも通算できます(確定申告が必要)。
繰越控除とは
その年に相殺しきれなかった損失を、翌年から3年間繰り越して、将来の利益と相殺できる制度です。大きな損失を出した年でも、3年かけて取り戻せます。

質問損したのに確定申告って、面倒じゃないですか?

FPねこ気持ちはわかるにゃ🐾 でも損失を申告しておくと、翌年以降に利益が出たとき税金が安くなる。たとえば今年100万円損して申告→翌年100万円利益なら、相殺で税金ゼロ(本来なら約20万円)。20万円戻ると思えば、申告の手間は十分ペイする。損した年こそ申告がお得だにゃ。
具体例で見る節税効果
- 2026年:株で200万円の損失→確定申告
- 2027年:50万円利益→相殺で税金ゼロ(150万円を繰越)
- 2028年:100万円利益→相殺で税金ゼロ(50万円を繰越)
- 2029年:30万円利益→相殺で税金ゼロ
- 節税効果:合計で約36万円

質問NISAで損したときも、この制度は使えますか?

FPねこ残念ながら使えないにゃ🐾 NISA口座の損失は、損益通算も繰越控除もできない。これはNISAの数少ないデメリット。ただ、NISAは長期保有が前提だから、途中の損失は気にせず持ち続けるのが正解。短期で売り買いしないなら、この弱点はほぼ問題にならないにゃ。
まとめ
- ✅ 損益通算=利益と損失を相殺
- ✅ 繰越控除=損失を3年繰越
- ✅ 損した年は確定申告がお得(取引なしの年も継続申告)
- ✅ NISAの損失は対象外

