ひとことで言うと:資産を現金化しやすいかどうかを示す指標のこと。普通預金は流動性が高く、不動産は低いです。
もう少し詳しく
流動性とは
流動性とは、資産を必要なときに、すばやく、価値を大きく減らさずに現金化できるかを示す指標のことです。投資判断の重要な要素のひとつです。
流動性の高い・低い資産
流動性が高い:
- 普通預金(即時引出可)
- 定期預金(中途解約可、利息減)
- 上場株式・ETF(市場で売却、3営業日後に資金化)
- 投資信託(売却注文後、数営業日で資金化)
- 個人向け国債(1年経過後は中途換金可)
流動性が低い:
- 不動産(売却に数か月〜年単位)
- 個別の社債(市場が小さく売却困難なことも)
- 暗号資産(市場が小さいコインは流動性低)
- ヘッジファンド(解約制限あり)
- 美術品・骨董品
流動性が重要な場面
- 緊急予備資金(普通預金などすぐ使える形で)
- 教育費(必要時期に確実に使える形で)
- 老後資金(少しずつ取り崩せる形で)
流動性プレミアム
流動性の低い資産は、その不便さを補うために期待リターンが高めに設定される傾向があります(流動性プレミアム)。例:不動産投資、未公開株式など。
バランスを取る
- 短期に必要なお金 → 流動性が高い無リスク資産
- 中長期で使うお金 → 流動性のあるリスク資産(投信、ETF)
- 老後資金など → 一部を流動性低めの資産で利回り狙い(任意)
流動性が低い資産(特に不動産)に大きく偏ると、緊急時に困ることがあります。バランスが大切と言えるでしょう。
具体例
例えば、5,000万円の資産を「不動産投資物件3,000万円、預金1,000万円、株式1,000万円」と配分していたケース。突然1,500万円の医療費が必要になった場合、不動産は売却に半年以上かかります。預金1,000万円と株式の一部を売却して対応する必要があります。流動性のバランスを意識することが大切と言えるでしょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。