ひとことで言うと:株主優待や配当を受け取る権利を得るための、株式を保有していなければならない最終日のことです。
もう少し詳しく
権利付き最終日とは
権利付き最終日とは、株主優待や配当を受け取る権利を得るために、その株式を保有していなければならない最終日のことです。この日の引け(取引終了時刻)までに株式を保有していれば、権利確定日(通常は権利付き最終日の翌々営業日)に株主名簿に名前が記載され、優待・配当を受け取る権利が発生します。
仕組み
- 株式の受渡日は約定日の2営業日後
- 例:3月末が権利確定日 → 権利付き最終日は3月29日(平日換算で2営業日前)
- 権利付き最終日に株式を保有していれば権利取得
カレンダー例(2026年3月の場合)
- 3月28日(土)→ 営業日でない
- 3月29日(日)→ 営業日でない
- 3月30日(月):権利付き最終日(前日:3月27日金が権利付き最終日になるケースも、月末営業日で確認必要)
- 3月31日(火):権利落ち日
- 4月1日(水):権利確定日
※実際の日付は証券会社・銘柄情報で必ず確認してください。
権利付き最終日に注意すること
- 引け(午後3時)までに約定している必要
- ザラ場(取引時間中)に売買成立する形
- 大引け後の注文では翌日扱いとなり権利取得不可
権利付き最終日の株価動向
- 優待・配当狙いの買いが集まり、株価が上昇傾向
- 権利落ち日に売却が増えて株価が下落しやすい
- 「権利取りの動き」と「権利落ち調整」が観察される
優待クロス取引との関係
優待クロスでは、権利付き最終日の引け(または前日)までに現物買い・信用売りを同時注文します。最終日にバタバタしないよう、数日〜数週間前から準備するのが定石です。
権利付き最終日のスケジュール把握は、株主優待を狙う個人投資家にとって基本中の基本と言えるでしょう。
具体例
例えば、3月末が権利確定日のA銘柄では、2026年なら3月27日(金)が権利付き最終日(土日除く2営業日前)。この日の引けまでに100株保有していれば、株主優待と配当を受け取れます。3月30日(月)に買っても、その権利は次回(多くは9月末)まで待つことになります。
よくある誤解
「権利確定日まで持っていれば優待がもらえる」と勘違いしがちですが、実際は「権利付き最終日」が締切です。スケジュール表で必ず確認しましょう。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。