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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:信用取引で保証金維持率が一定水準を下回り、追加の保証金が必要な状態のことです。
もう少し詳しく
担保不足とは
担保不足(たんぽふそく)とは、信用取引において、保証金維持率が証券会社の定める一定水準を下回り、追加の保証金(追証)が必要となる状態のことです。期限内に解消できないと強制決済となります。
担保不足の発生メカニズム
1. 信用ポジション保有中に含み損発生
2. 保証金評価額が減少
3. 維持率が証券会社の基準を下回る
4. 追証通知
5. 期限内に解消できないと強制決済
担保不足の原因
### 信用ポジションの含み損
- 信用買い→株価下落
- 信用売り→株価上昇
### 代用有価証券の値下がり
- 担保にしている株式の下落
- 代用評価額の減少
### 掛目変更
- 規制で掛目が引き下げられる
- 代用評価額が突然減少
担保不足の解消方法
### 追加入金
- 現金を追加で入金
- 最も確実な方法
### 代用有価証券の追加
- 現物株を担保に追加
- 掛目を考慮した評価額
### ポジションの縮小
- 信用建玉を一部決済
- 取引額が減って維持率回復
担保不足の期限
### SBI証券・楽天証券
- 担保不足発生日の翌々営業日中
- 通常2営業日の猶予
### 松井証券・マネックス証券
- 担保不足発生日の翌営業日中
- 短い猶予期間
### 期限切れ後
- 強制決済
- 損失確定
- 残債発生の可能性
担保不足の二段階
### 第一段階:通常担保不足
- 維持率20〜25%程度
- 追証発生
- 解消期限あり
### 第二段階:強制決済水準
- 維持率10%以下
- 即時強制決済
- 解消期限なし
担保不足の回避策
### 余裕を持った維持率
- 50%以上を維持
- 緊急時の余裕資金確保
### レバレッジを抑える
- 法定最大3.3倍は使わない
- 2倍以下が安全
### ストップロスの徹底
- 機械的損切り
- 含み損拡大前に決済
### 監視
- 維持率の毎日チェック
- 相場急変時の対応
担保不足後の流れ
1. 担保不足発生
2. 証券会社から通知
3. 投資家対応期間(1〜2営業日)
4. 解消できれば信用取引継続
5. 解消できなければ強制決済
6. 残債発生時は借金として残る
FPねこの視点
担保不足は「追証の同義語」とも言える概念です。担保不足が発生してから対応するのは遅く、その前に余裕ある維持率を保つことが重要。長期インデックス投資には関係ありませんが、信用取引を行う人は最大限警戒すべきリスクと言えるでしょう。
具体例
例えば、保証金200万円・信用建玉600万円のポジションで、株価10%下落で60万円含み損→保証金140万円に減少。維持率は約23.3%で追証発生。翌々営業日中に追加入金または建玉縮小が必要となります。
よくある誤解
「担保不足になってから入金すれば大丈夫」と思われがちですが、相場急変では一夜で担保不足→強制決済まで進むことがあります。事前の余裕ある維持率管理が最重要です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。