ひとことで言うと:株価の上昇を妨げる目に見えない壁のような価格水準のことです。レジスタンスラインとも呼ばれます。
もう少し詳しく
抵抗線(レジスタンスライン)とは
抵抗線(ていこうせん、Resistance Line)とは、株価が上昇する際に何度も跳ね返される価格水準のことです。投資家の売り注文が集中する価格帯で、上昇の障害となる「目に見えない壁」のような役割を果たします。
抵抗線の種類
### 水平抵抗線
- 過去の高値を結んだ水平線
- 同じ価格で何度も売られて反落
### 上昇抵抗線
- 上昇トレンド中の高値を結んだ右肩上がりの線
- トレンドチャネルの上限
### 下降抵抗線
- 下落トレンド中の戻り高値を結んだ右肩下がりの線
- 下降トレンドチャネルの上限
抵抗線が形成される理由
### 心理的要因
- 過去の高値:「ここまで上がったらまた売られる」という心理
- キリの良い数字:1,000円・10,000円等
- 大量保有者の売り:含み損解消のため
### 需給要因
- 戻り売り:含み損の人がやれやれ売り
- 利確売り:上昇で利益確定したい人
- 空売り:上昇限界と判断した人
抵抗線の活用
### 売却タイミング
- 抵抗線で売却(戻り売り)
- 上昇余地が限定的と判断
- リスク管理
### ブレイクアウト戦略
- 抵抗線を明確に上抜けたら買い
- 抵抗線が支持線に転換(ロールリバーサル)
- 出来高を伴うブレイクが重要
### ストップロス
- 抵抗線下に買いストップ
- 突破できなかった場合の損切り
抵抗線のブレイクアウト
- 真のブレイク:出来高増加・終値ベースで明確突破
- ダマシ:一時的に超えてもすぐ戻る
- ロールリバーサル:突破後、その線が支持線として機能
抵抗線を見つける方法
- 過去の高値を確認:5本以上の足を見る
- 複数の高値を結ぶ:3点以上で信頼性向上
- キリの良い数字:心理的節目を意識
- 長期チャート:日足・週足で確認
FPねこの視点
抵抗線は短期トレードでは重要な概念ですが、長期投資には直接関係しません。ただし、市場全体の話題になる「節目価格」(日経平均40,000円等)は意識しておくと、ニュースの背景が理解しやすくなります。
具体例
例えば、日経平均が30,000円・35,000円・40,000円といった節目価格で何度も跳ね返される現象が見られました。これらは「心理的抵抗線」と呼ばれ、突破には時間と出来高を要することが多いです。
よくある誤解
「抵抗線で必ず売られる」と思われがちですが、強いトレンド相場では抵抗線を一気に突破することもあります。ブレイクアウト後の上昇は急速になることが多いため、抵抗線突破は重要なシグナルです。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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