RSIとは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

チャート・テクニカル分析
アールエスアイ / Relative Strength Index
最終確認日:2026年05月27日

ひとことで言うと:値上がり幅と値下がり幅から相場の買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系指標のことです。

もう少し詳しく

RSIとは

RSI(Relative Strength Index、相対力指数)とは、一定期間の値上がり幅と値下がり幅から、相場の買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系のテクニカル指標のことです。1978年にウェルズ・ワイルダーが開発しました。

RSIの計算

RSI = 100 −(100 ÷(1+RS))

RS = N期間の平均上昇幅 ÷ N期間の平均下落幅

通常N=14(14日RSIが標準)

RSIの読み方

### RSIの値の意味

  • 70以上:買われすぎ、調整下落の可能性
  • 30以下:売られすぎ、反発上昇の可能性
  • 50:中立
  • 80以上:強い上昇トレンド・買われすぎ
  • 20以下:強い下落トレンド・売られすぎ

### 売買シグナル

  • 30以下から30上抜け:買いシグナル
  • 70以上から70下抜け:売りシグナル
  • 50を上抜け:上昇トレンド開始
  • 50を下抜け:下落トレンド開始

RSIのダイバージェンス

価格とRSIが逆方向に動く現象:

  • 価格高値更新だがRSI高値更新せず → 上昇の勢い弱い
  • 価格安値更新だがRSI安値更新せず → 下落の勢い弱い

RSIのメリット

  • シンプルで分かりやすい:0〜100で表現
  • 買われすぎ・売られすぎの判断に強い
  • 逆張りに有効:レンジ相場で機能
  • 複数の時間軸で活用可能

RSIのデメリット

  • 強いトレンドでは機能しない:70以上が続く・30以下が続く
  • ダマシが多い:単独使用は危険
  • パラメータ依存:14日以外でも使われる

RSIの活用法

  • レンジ相場:30以下で買い、70以上で売り
  • 逆張り:行きすぎを狙う
  • ダイバージェンス:トレンド転換予兆
  • 複数時間軸:5分足RSIと日足RSIの組み合わせ

RSIと他の指標の組み合わせ

  • RSI + 移動平均線:トレンド方向確認
  • RSI + MACD:シグナル一致で信頼性向上
  • RSI + ボリンジャーバンド:行きすぎの判断強化

FPねこの視点

RSIは「逆張り派の必須指標」として有名です。レンジ相場では非常に有効ですが、強いトレンド相場では機能しません。「30以下になったら買い」と機械的に判断するのは危険で、トレンド状況を踏まえた判断が必要と言えるでしょう。

具体例

例えば、日経平均のRSIが30以下まで下落した場合、「売られすぎ」として反発を狙った買いが入ることがあります。実際、2020年3月のコロナショック時にRSIが20以下まで下落した直後から急回復しました。

よくある誤解

「RSIが30以下なら必ず反発する」と思われがちですが、強い下落トレンド中はRSIが20以下で何週間も推移することもあります。RSIだけに頼った逆張りは大損失のリスクがある点に注意が必要です。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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