意外と見落とされがちな水道代。ちょっとした工夫で、無理なく節約できます。家計に効く水道代の節約術を、FPねこが解説します。
水道代の内訳を知る
家庭の水使用量は、お風呂、トイレ、炊事、洗濯で大半を占めます。この「使う量の多いところ」から手をつけるのが、効率的な節約のコツ。やみくもに我慢するより、効果の大きいポイントを押さえましょう。一般的に、家庭で最も水を使うのはお風呂、次いでトイレと言われます。
効果の大きい節約術
- お風呂:残り湯を洗濯に再利用/シャワーの出しっぱなしを減らす/節水シャワーヘッドに交換
- トイレ:古い大流量トイレなら節水型への交換も検討(レバーの大小を使い分ける)
- 炊事:食器のつけ置き洗い/流しっぱなしにしない/食洗機は手洗いより節水なことも
- 洗濯:まとめ洗いで回数を減らす/お風呂の残り湯を活用


節水シャワーヘッドの効果が大きい
水道代節約で特に効果が大きいのが節水シャワーヘッドへの交換です。一般的な節水シャワーヘッドは、水の出る穴を工夫して、使用感を保ちながら水量を3〜5割カットします。シャワーは家庭で水をたくさん使う場所なので、ここを減らす効果は大。数千円で買えて、取り付けも簡単(古いヘッドを回して外し、新しいものを付けるだけ)。一度付ければ、あとは何もしなくても自動で水道代(とお湯を沸かすガス代)が下がり続けます。「我慢の節約」ではなく「仕組みの節約」なので、ストレスなく続けられるのが最大のメリットです。


お風呂の残り湯は「洗濯」に
お風呂の残り湯の再利用は、定番ですが効果的な節約術です。残り湯を洗濯(洗い)に使えば、その分の水道代がまるごと浮きます。最近の洗濯機の多くは、残り湯を吸い上げるポンプ付き。すすぎは清潔な水を使えば、衣類の清潔さも保てます。1回の洗濯で使う水はかなりの量なので、毎日続ければ年間で数千円の節約に。残り湯は、洗濯のほか、庭やベランダの掃除、植物の水やりにも使えます。「捨てるだけだった残り湯」を活用するだけなので、追加の我慢もコストもなし。手軽に始められる節約として、おすすめです。




結局どうすればいい?
水道代は使用量の多い「お風呂」から手をつけるのが効率的。節水シャワーヘッドへの交換や残り湯の洗濯利用は、効果が大きく手軽です。お湯の節約は水道代とガス代のダブルで効きます。トイレ・炊事の流しっぱなしを見直すのも有効。節水グッズは一度付ければ自動で効くのでコスパ良好。一回あたりは小さくても、毎日の積み重ねで年間ではまとまった節約になります。

