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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:FX取引で買値と売値の差のことです。実質的な取引コストとなります。
もう少し詳しく
スプレッドとは
スプレッド(Spread)とは、FX取引において、買値(Ask)と売値(Bid)の差のことです。FX業者の利益源となる実質的な取引コストで、トレーダーにとっては「手数料」と同じ意味を持ちます。
スプレッドの仕組み
### 例:米ドル/円
- 売値(Bid):150.00円
- 買値(Ask):150.02円
- スプレッド:0.02円(0.2pips)
買った瞬間に2pips(200円/1万通貨)の含み損から始まります。
主要通貨ペアのスプレッド水準(2026年5月時点)
### 米ドル/円(USD/JPY)
- 業界標準:0.2pips
- GMOクリック証券、DMM FX、ヒロセ通商等
### ユーロ/円(EUR/JPY)
- 業界標準:0.4〜0.5pips
### ポンド/円(GBP/JPY)
- 業界標準:0.9〜1.0pips
- ボラティリティ高い
### ユーロ/米ドル(EUR/USD)
- 業界標準:0.3〜0.4pips
- 世界最大の取引量
### マイナー通貨
- トルコリラ/円:1.6〜2.0pips
- メキシコペソ/円:0.2〜0.4pips
- 南アフリカランド/円:0.9〜1.0pips
スプレッドの種類
### 固定スプレッド
- 業者が一定のスプレッドを保証
- 普段は安定
- 相場急変時は拡大
### 変動スプレッド
- 市場の流動性で変動
- 通常時は狭い
- 急変時に大幅拡大
スプレッド拡大時
### 経済指標発表時
- 米雇用統計(毎月第1金曜日)
- FOMC(月1〜2回)
- 日銀政策決定会合
### 早朝・年末年始
- 流動性低下
- スプレッド数倍に
### 相場急変時
- スイスショック、ブレグジット等
- スプレッド10〜100倍も
スプレッドが取引に与える影響
### スキャルピング
- 1取引数pipsを狙うため、スプレッドが致命的
- 0.2pipsのスプレッドで10pips狙いは2%のコスト
- 業者選びが重要
### デイトレード
- 数十pipsを狙うため、スプレッドの影響中程度
- 業者選びはやや重要
### スイングトレード
- 数百pipsを狙うため、スプレッドの影響小
- 業者選びはあまり影響しない
スプレッドを抑える方法
### 業者選び
- スプレッドが狭い業者を選ぶ
- GMOクリック・DMM FX等
### 流動性高い時間帯
- 欧州〜米国時間
- 主要通貨ペア
### 取引回数を減らす
- 不要な売買を避ける
- 長期保有なら影響少
FPねこの視点
スプレッドはFX取引の「見えないコスト」です。一見小さく見えても、頻繁に取引する人にとっては大きな負担。長期インデックス投資には関係ない概念ですが、FXを始めるなら必ず理解しておくべきコスト要素と言えるでしょう。
具体例
例えば、米ドル/円スプレッド0.2pipsの業者で1万通貨を1日10回取引すると、コスト2,000円/日。年間営業日250日なら50万円のコスト。スプレッドだけで年間50万円もの「見えない損失」が発生します。
よくある誤解
「スプレッドは小さいから気にしない」と思われがちですが、取引回数が多いと累積して大きなコストになります。長期保有なら影響は小さいですが、短期トレードでは利益を圧迫する要因です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。