ステーブルコインとは?意味・使い方を猫と一緒にやさしく解説

FX・暗号資産
ステーブルコイン / Stablecoin
最終確認日:2026年05月27日

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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:米ドル等の法定通貨に価値を連動させた暗号資産のことです。価格変動を抑える設計です。

もう少し詳しく

ステーブルコイン(Stablecoin)とは

ステーブルコイン(Stablecoin)とは、米ドル・ユーロ等の法定通貨に価値を連動させ、価格変動を抑える設計の暗号資産のことです。「安定した(Stable)コイン」の名の通り、価格安定を最大の特徴とします。

主要なステーブルコイン

### USDT(テザー、Tether)

  • 時価総額1位のステーブルコイン
  • 米ドル連動
  • 暗号資産取引のドル代替として広く使用

### USDC(USD Coin)

  • 米ドル連動
  • Circle社・Coinbase運営
  • 規制対応・透明性高い

### DAI

  • 米ドル連動
  • 完全分散型(暗号資産担保)
  • DeFiで広く利用

### TUSD(True USD)

  • 米ドル連動
  • 法定通貨担保

### BUSD(Binance USD、廃止)

  • バイナンス発行
  • 2024年に廃止

ステーブルコインの種類

### 法定通貨担保型

  • 法定通貨で裏付け
  • 1コイン=1ドル相当の準備金
  • USDT、USDC等

### 暗号資産担保型

  • 暗号資産(ETH等)で担保
  • スマートコントラクトで価格安定
  • DAI等

### アルゴリズム型

  • アルゴリズムで価格調整
  • 担保なし
  • リスク高、UST(Terra)崩壊例あり

ステーブルコインの主な用途

### 暗号資産取引の中継

  • 取引所内でドル代替
  • 暗号資産ペアの価格安定化

### 国際送金

  • 24時間365日
  • 銀行不要
  • 手数料安い

### DeFi(分散型金融)

  • 流動性プール
  • 貸出・借入
  • ステーブルコイン同士のスワップ

### インフレ対策

  • 自国通貨インフレ国で利用
  • アルゼンチン・トルコ・ベネズエラ等

### 海外送金(個人)

  • 海外労働者の母国送金
  • 高い銀行手数料を回避

ステーブルコインのリスク

### 発行体の信用リスク

  • 担保が本当にあるか
  • USDT発行体テザー社の透明性問題

### ペッグ崩壊リスク

  • 1ドル連動が崩れる可能性
  • 過去にUST(Terra)が崩壊

### 規制リスク

  • 各国の規制強化
  • 銀行業に近い扱いへ

### ハッキング

  • スマートコントラクトのバグ
  • 取引所のハッキング

ステーブルコイン崩壊事例

### UST(Terra USD)崩壊(2022年5月)

  • アルゴリズム型ステーブルコイン
  • 1ドル連動が崩れ、0.1ドル以下に
  • 数日で約400億ドルの資産消失
  • 暗号資産業界の信頼失墜

日本のステーブルコイン規制

  • 2023年改正資金決済法
  • ステーブルコインの発行が法的に整備
  • 発行体は銀行・信託会社・資金移動業者に限定
  • 利用者保護強化

FPねこの視点

ステーブルコインは「価格が安定した暗号資産」として便利ですが、発行体の信用リスクは無視できません。アルゴリズム型ステーブルコインは特に危険で、過去のUST崩壊は記憶に新しい。資産形成手段として持つよりも、「暗号資産取引の中継」「DeFi利用の前段階」として一時的に保有するのが現実的と言えるでしょう。

具体例

例えば、ビットコインを売却して一時的にステーブルコイン(USDT等)に変えると、価格変動リスクなしで保有可能。後でビットコインや他のアルトコインに再投資できます。ただし、USDT発行体の信用リスクは常に存在します。

よくある誤解

「ステーブルコインは安全なドル」と思われがちですが、UST崩壊のように突然価値を失う事例もあります。「銀行預金より便利でリスクなし」という認識は危険で、発行体の信頼性を確認することが重要です。

本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。
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