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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:信用取引の保証金として現金の代わりに利用できる有価証券のことです。株式や国債が使えます。
もう少し詳しく
代用有価証券とは
代用有価証券(だいようゆうかしょうけん)とは、信用取引の委託保証金として、現金の代わりに利用できる有価証券(株式・国債・投資信託等)のことです。現物保有資産を有効活用しつつ信用取引ができる便利な仕組みです。
代用有価証券として使える主なもの
- 上場株式:東証プライム・スタンダード・グロース市場
- 国債:日本国債、地方債
- 投資信託:上場ETF・上場REIT
- 外国株式:一部証券会社のみ
掛目(代用掛目)
各有価証券の評価額には「掛目」が適用されます:
- 上場株式:時価×80%
- 国債:時価×95%
- 投資信託:時価×80%
- 外国株式:時価×60〜70%
掛目が低いほど、保証金としての評価が下がります。
代用有価証券のメリット
### 現物資産の有効活用
- 保有株式をそのまま担保化
- 売却せずに信用取引
### 配当・優待は維持
- 代用にしても権利は保有者
- 配当・株主優待を受け取れる
### 柔軟な資金管理
- 必要な時だけ信用取引
- 普段は現物として運用
代用有価証券のリスク
### 二重リスク
- 代用株式の値下がりで保証金減少
- 信用ポジションの含み損
- ダブルパンチで追証
### 連鎖損失
- 信用買いした株と代用株が同方向に下落
- 損失が想定以上に拡大
### 流動性リスク
- 代用株式が流動性低い場合
- 売却が困難
代用有価証券の例
### 健全な使い方
- 長期保有のインデックスETFを代用
- 流動性高く、評価安定
- 必要な時だけ信用取引
### 危険な使い方
- 値動きの激しい個別株を代用
- 同業種の信用買いと組み合わせ
- リスクの集中
代用設定の方法
1. 信用取引口座を開設
2. 現物口座から信用口座に振替
3. 代用有価証券として登録
4. 信用取引で活用
代用評価額の変動
- 毎日の終値で再計算
- 株価下落で保証金評価額減少
- 維持率に影響
FPねこの視点
代用有価証券は「資産の有効活用」という意味で便利な仕組みですが、リスクの相関に注意が必要です。例えば、日本株インデックスETFを代用にして日本株を信用買いすると、両者が連動して下落するリスクがあります。リスク分散の観点では、用途を限定して使うべきと言えるでしょう。
具体例
例えば、保有株式300万円(時価)を代用に設定。掛目80%で評価額240万円が保証金として機能。これを元手に最大800万円程度の信用取引が可能ですが、保有株が下落すると保証金評価額も連動して減少します。
よくある誤解
「代用有価証券は現金より便利」と思われがちですが、代用株式の値下がりリスクが追加されます。市場急変時には「代用株式下落+信用ポジション含み損」のダブルパンチで追証発生という事例が頻発します。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。