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高リスク用語のお知らせこの用語は上級者向けの取引・商品に関するものです。仕組みが複雑で大きな損失が出る可能性があります。十分に理解し、ご自身のリスク許容度を踏まえた上でご利用ください。
ひとことで言うと:信用取引で保証金維持率が一定水準を下回った時に追加で求められる保証金のことです。
もう少し詳しく
追証(追加保証金)とは
追証(おいしょう、追加保証金)とは、信用取引において、保有ポジションの含み損などで保証金維持率が一定水準を下回った時に、証券会社から追加入金を求められる保証金のことです。期限内に追加入金できないと、ポジションが強制決済されます。
追証発生の仕組み
1. 信用取引ポジション保有
2. 含み損で保証金評価額が減少
3. 保証金維持率が証券会社の基準(20〜30%)を下回る
4. 証券会社から追証通知
5. 期限内(翌営業日中等)に追加入金または建玉縮小
6. 期限切れで強制決済
追証の発生条件
### 維持率基準
- 通常:20〜25%を下回る
- 厳しい証券会社:30%
### 計算式
- 保証金評価額 < 取引額 × 維持率最低基準
- 例:取引額300万円、維持率20% → 保証金60万円割れで追証
追証の解消方法
### 追加入金
- 現金を追加で入金
- 最も確実
### 代用有価証券の追加
- 現物株を担保に追加
- 掛目を考慮した評価額
### 建玉の縮小
- 信用ポジションを一部決済
- 取引額減少で維持率回復
追証払えない場合
### 強制決済
- 証券会社が建玉を強制的に決済
- 損失確定
### 損失が保証金を超える
- 借金として残る
- 証券会社から返済請求
### 信用取引口座の閉鎖
- 追証を払えない場合、信用取引が停止
- 個人信用情報に記録される可能性
追証地獄
- 追証を払うために借金
- 損失拡大で再度追証
- 雪だるま式に債務拡大
- 自己破産のケースも
追証を回避するには
### 保証金維持率を高く保つ
- 50%以上が安全圏
- 30%未満は危険ゾーン
### レバレッジを抑える
- 法定最大3.3倍より控えめに
- 2倍以下が現実的
### ストップロス徹底
- 含み損が拡大する前に損切り
- 機械的執行
### 余裕資金で取引
- 生活費や教育費を投入しない
- 失っても良いお金で
FPねこの視点
追証は「信用取引で破産する最大の原因」です。レバレッジ取引で1日に大きく動く相場では、追証→強制決済→借金というパターンに陥りやすいです。長期インデックス投資には全く関係ない概念ですが、信用取引を始めるなら最初に理解すべきリスクと言えるでしょう。
具体例
例えば、保証金100万円・信用買い300万円のポジションで、株価が20%下落(−60万円損失)。保証金40万円に減少して維持率が13.3%。翌営業日中に追加入金できなければ、強制決済で60万円の損失が確定します。
よくある誤解
「追証が来てから入金すればいい」と思われがちですが、相場急変では一夜で追証→強制決済まで進むこともあります。リーマンショック・コロナショック時には多くの個人投資家が追証地獄に陥りました。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。