ひとことで言うと:短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜ける現象のことです。売りシグナルとして注目されます。
もう少し詳しく
デッドクロスとは
デッドクロス(Dead Cross)とは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜ける現象のことです。下落トレンドへの転換を示すシグナルとして、売り場のサインと解釈されます。ゴールデンクロスの逆の概念です。
デッドクロスの代表的な組み合わせ
- 5日線×25日線:短期売買向け
- 25日線×75日線:中期売買向け
- 50日線×200日線:長期投資向け(最も注目される)
デッドクロスの仕組み
1. 株価が上昇トレンドにある(短期線が長期線の上にある)
2. 株価下落で短期線が下を向き始める
3. 短期線が長期線を上から下に突き抜ける
4. 下落トレンド転換の確認
デッドクロスの種類
### パーフェクトデッドクロス
- 短期 < 中期 < 長期の順番
- 最も強い下落シグナル
### 通常のデッドクロス
- 2本の移動平均線がクロス
デッドクロスのダマシ
- 横ばい相場ではダマシが頻発
- 一時的な調整後すぐ反発するパターン
- 長期トレンドが上昇中の押し目クロスは要注意
デッドクロスへの対処
### 売却派
- ポジション縮小・利益確定
- 機械的損切り
- 逆指値で防御
### 押し目買い派
- 長期トレンド上昇中なら買い増しチャンス
- 200日線サポートでの反発を狙う
- 出来高を伴わないデッドクロスはダマシの可能性
デッドクロスの歴史的事例
- 2008年7月:日経平均週足デッドクロス→リーマンショックへ
- 2020年2月:日経平均日足デッドクロス→コロナショック
- 2022年初頭:米国主要株価指数のデッドクロス→年間下落
FPねこの視点
デッドクロスは「売りシグナル」として有名ですが、長期インデックス投資では基本的に無視できます。市場の暴落時にはむしろ「平均取得価格を下げる絶好の買い場」と捉えるべき。短期トレーダーにとってはリスク管理の重要なシグナルですが、長期投資家には別の意味を持つと言えるでしょう。
具体例
例えば、ある銘柄の25日線が1,050円、75日線が1,030円で推移していたが、株価下落で25日線が1,000円、75日線が1,020円となりデッドクロス発生。売りシグナルとして警戒され、株価がさらに下落する展開が懸念されます。
よくある誤解
「デッドクロスは絶対売り」と思われがちですが、長期で見ると下落時に売却したことで暴落後の急回復に乗れず、結果的に損失となる人も多いです。長期投資ではむしろ「買い増しチャンス」と捉えるほうが合理的な場合もあります。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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