ひとことで言うと:売買注文が成立することです。約定すると取引が完了し、ポジションが確定します。
もう少し詳しく
約定とは
約定(やくじょう)とは、売買注文が成立し、取引が確定することです。買い注文と売り注文の条件が合致した時点で約定が成立し、株式・債券・通貨等が受け渡されます。
約定の種類
### 成行約定
- 価格指定なしの注文が市場価格で成立
- 確実だが価格は不確実
### 指値約定
- 指定価格に達した時に成立
- 価格は確実だが約定しないこともある
### 寄り付き約定
- 取引開始時の板寄せで一斉に成立
- 始値が決定
### 引け約定
- 取引終了時の板寄せで成立
- 終値が決定
約定通知
証券会社から約定後にメール・アプリ通知:
- 約定日時
- 銘柄
- 株数
- 約定価格
- 手数料
約定価格と表示価格
- 板の最良気配:表示される注文価格
- 実際の約定:板の状況で多少ズレる場合あり
- スリッページ:成行注文時のズレ
約定後の流れ
- 約定日:取引成立日
- 受渡日:実際に株式と資金が交換される日(通常T+2、約定日の2営業日後)
- 株主権利確定:受渡日に株主名簿に記載
約定にまつわる注意点
- 流動性低い銘柄:約定までに時間がかかる
- ストップ安・ストップ高:板が偏ると約定しない
- システム障害:稀に約定遅延・無効化が発生
約定情報の確認
- 証券会社マイページ
- 取引履歴
- 約定明細書(電子交付)
FPねこの視点
「約定」は投資・トレードの基本用語です。注文を出しても約定しなければ取引は成立せず、想定外の価格で約定するとスリッページが発生します。約定タイミングと価格の管理はトレーダーの基本スキルと言えるでしょう。
具体例
例えば、トヨタ株を3,000円で100株指値買いを出していた場合、株価が3,000円以下になった時点で約定。3,000円×100株=30万円の取引が成立し、2営業日後に受渡となります。
よくある誤解
「注文を出せば即座に約定する」と思われがちですが、指値注文や流動性低い銘柄では何時間も約定しないこともあります。約定までのタイムラグも考慮した取引戦略が必要です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。