ひとことで言うと:2つの注文をセットで出し、片方が成立したらもう片方が自動キャンセルされる注文方法のことです。
もう少し詳しく
OCO注文とは
OCO注文(One Cancels the Other、オーシーオー注文)とは、2つの注文を同時に出し、どちらか一方が成立したらもう片方が自動的にキャンセルされる注文方法のことです。利益確定と損切りを同時に設定できる便利な仕組みです。
OCO注文の典型的な使い方
買い値1,000円のポジションに対して:
- 利確注文:1,200円で売る(指値)
- 損切り注文:900円で売る(逆指値)
→ どちらか先に到達したほうが約定し、もう一方は自動キャンセル
OCO注文のメリット
- 24時間自動管理:寝ている間も自動執行
- 感情を排除:機械的に利確・損切り
- リスク管理の自動化:常にモニタリング不要
OCO注文のデメリット
- 対応していない証券会社もある:主要ネット証券は対応
- 指値部分が約定しない:想定外の急落で逆指値だけ発動
- 複数の値段設定が必要:戦略が必要
OCO注文と関連注文
### IFDOCO注文
新規注文+OCO(利確・損切り)の組み合わせ
- 例:1,000円で買い→約定後、1,200円利確と900円損切りをセット
### トレーリングストップ
価格上昇に追随して逆指値も自動で引き上げ
主な対応証券会社
- SBI証券:OCO・IFDOCO対応
- 楽天証券:OCO・IFDOCO対応
- マネックス証券:OCO対応
- 松井証券:OCO対応
FPねこの視点
OCO注文は「短期トレードの基本装備」と言われ、利確・損切りを自動化できる便利な機能です。一方、長期インデックス投資ではOCO注文を使う場面はほとんどなく、必要に応じて使うべき機能と言えるでしょう。
具体例
例えば、1,000円で買ったソフトバンクグループに対し、1,200円(+20%利確)と900円(−10%損切り)のOCO注文を入れる。1か月後に株価が1,200円に到達して利確注文が成立、900円の損切り注文は自動キャンセル。手数いらずで利確できます。
よくある誤解
「OCO注文があれば安心」と思われがちですが、急騰・急落で約定価格が予想と大きくズレることもあります。万能ではないことを認識した上で使うべき機能です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。