ひとことで言うと:給与や報酬を支払う側が、所得税を事前に天引きして納税する仕組みのことです。
もう少し詳しく
源泉徴収とは
源泉徴収とは、給与・報酬・配当などを支払う側(会社や金融機関)が、支払い時に所得税を天引きして、納税者に代わって国に納める仕組みのことです。
源泉徴収される代表的な所得
- 給与(毎月の給与から天引き)
- 賞与(ボーナス)
- 退職金
- 配当・利子(源泉徴収あり特定口座)
- フリーランスの報酬(10.21%源泉徴収)
- 不動産仲介手数料
源泉徴収のメリット
- 個人が確定申告する手間が省ける(多くの会社員)
- 国の税収が安定する
- 取りはぐれが少ない
源泉徴収の税率
- 給与:毎月の所得税額表に基づく(年収・扶養人数で変動)
- 報酬:原則10.21%(100万円超の部分は20.42%)
- 配当・利子:20.315%(NISA口座は非課税)
年末調整との関係
毎月の源泉徴収はあくまで「概算」であり、年末調整で本来の税額に精算されます。源泉徴収しすぎていれば還付、不足なら追加徴収。
源泉徴収票
会社員に毎年1月頃に配布される書類。前年の給与収入・各種控除・源泉徴収税額が記載されています。住宅ローン審査・確定申告・市役所での手続きで必要になることが多い書類です。
フリーランスへの源泉徴収
報酬を受け取る際、原則10.21%が源泉徴収されます。確定申告で精算(多くは還付になる)。
源泉徴収あり特定口座
株式・投資信託の譲渡益・配当に対する税金(20.315%)を、証券会社が自動的に源泉徴収する仕組み。確定申告不要で完結できる便利な口座です。
具体例
例えば、フリーランスのライターが原稿料10万円を受け取る場合、支払側が10,210円を源泉徴収して89,790円を支払います。翌年の確定申告で、年間の所得から控除を引いた税額と比較し、源泉徴収額が多すぎれば還付されます。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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