ひとことで言うと:指定した価格に到達したら成行で発注される注文方法のことです。損切りや利確の自動化に使われます。
もう少し詳しく
逆指値注文とは
逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん、ストップ注文)とは、指定した価格に到達したら自動的に成行(または指値)で発注される注文方法のことです。価格が予想と逆方向に動いた時の損切り(ストップロス)や、上昇トレンドの追随に使われます。
逆指値注文の例
- 逆指値売り:株価1,000円で買った後、「900円以下になったら売る」(損切り)
- 逆指値買い:株価1,000円で抵抗線を突破したら「1,100円で買う」(ブレイクアウト追随)
通常の指値との違い
| 注文方法 | 買い | 売り |
|—|—|—|
| 指値 | 安く買いたい(現在価格以下) | 高く売りたい(現在価格以上) |
| 逆指値 | 高くなったら買う(上昇追随) | 安くなったら売る(損切り) |
逆指値注文の主な用途
### 損切り(ストップロス)
- 1,000円で買った株が900円まで下がったら売る
- 損失を−10%に限定できる
- 感情を排除した機械的な損切り
### トレーリングストップ
- 株価上昇に応じて逆指値も引き上げる
- 利益を確保しつつ、さらなる上昇も狙える
### ブレイクアウト戦略
- 抵抗線(例:1,100円)を突破したら買う
- 上昇トレンド開始のタイミングを狙う
逆指値注文の注意点
- スリッページ:逆指値発動後、成行のため不利な価格になることも
- ノイズで発動:一時的な下げで損切りされてしまう
- ギャップで突き抜ける:急落時は指値より大きく下で約定
FPねこの視点
逆指値は「リスク管理の必須ツール」と言われ、短期トレーダーには重要な機能です。一方、長期インデックス投資では逆指値による損切りは不要(暴落時に売ると長期リターンを下げる)と言えるでしょう。
具体例
例えば、1,000円で買った株に「900円逆指値売り」を入れておくと、株価が900円まで下がった瞬間に自動で売却注文が出ます。損失を100円(−10%)で限定できる代わりに、一時的な下落で売却された後で株価が反発するケースもあります。
よくある誤解
「逆指値を入れておけば絶対安全」と思われがちですが、東日本大震災のような暴落時はストップ価格を大きく下回って約定することがあります。完璧な保険ではない点に注意が必要です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や個別の投資・税務助言ではありません。最新の制度・税率・数値は変更されている可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で、または専門家にご相談の上で行ってください。