ひとことで言うと:株価が2回同じ高値で反落するチャートパターンのことです。下落トレンドへの転換を示すサインです。
もう少し詳しく
ダブルトップとは
ダブルトップ(Double Top)とは、株価が2回同じ高値で反落し、「M」の形を作るチャートパターンのことです。上昇トレンドから下落トレンドへの転換を示す代表的な反転パターンとして知られています。
ダブルトップの形成プロセス
1. 上昇トレンドの後に高値1を付ける
2. 一旦下落(押し目)
3. 再び上昇するが高値1付近で反落(高値2)
4. 押し目の安値(ネックライン)を下抜ける
5. 下落トレンド開始
ダブルトップのポイント
### 高値の条件
- 2つの高値がほぼ同じ価格
- ±2〜5%程度の差異
- 2回目の高値が1回目を明確に超えなかった
### ネックライン
- 2つの高値の間の安値
- 下落の確認ライン
- ネックライン割れで本格下落
### 期間
- 数週間〜数か月で完成
- 1日や数日では「ダブルトップ」とは言わない
ダブルトップ確認後の動き
- 目標下落幅:高値とネックラインの差と同じ幅だけ下落
- 戻り:一度ネックラインまで戻ることもある(リターンムーブ)
- 本格下落:その後さらに下落
ダブルトップの活用
### 売却戦略
- ネックライン割れで売却
- 損切りライン:高値超え
- 目標下落幅で利確
### 空売り戦略
- ネックライン割れで信用売り
- 高値更新で損切り
- 目標下落幅で買戻し
ダブルトップの信頼性
### 信頼性が高いケース
- 長期間で形成(数か月)
- 出来高が2回目の高値で減少
- 他のテクニカル指標も売りサイン
### ダマシのケース
- 短期間(数日)の形成
- 出来高を伴わない
- 強い上昇トレンド中の調整
ダブルトップと似たパターン
- トリプルトップ:3回の高値、より強い転換サイン
- ヘッドアンドショルダー(三尊):3つの山で中央が最高値
- ダブルボトム:逆向き、底値圏で買いサイン
FPねこの視点
ダブルトップは「最も有名な反転パターン」の1つです。短期・中期トレーダーは天井圏でダブルトップを警戒します。長期インデックス投資には関係ない知識ですが、市場全体のニュースを理解する上で知っておくと役立つでしょう。
具体例
例えば、日経平均が2024年7月に42,000円付近で2回反落しました。「ダブルトップの可能性」と話題になり、その後実際に下落基調に転じた局面がありました。
よくある誤解
「ダブルトップ確認後は必ず下落する」と思われがちですが、ダマシで上昇継続することもあります。ネックライン割れまで確認してから判断するのが安全です。
更新日:2026年05月27日内容に誤りを見つけたら教えてください
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